キンケードはG線上でソプラノ・サックスを吹く。 大丈夫か?
(★注意・・・記事内容を誹謗中傷する者は立入禁止!)
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ずらりと並んだアルト・サックス群。
右からヤマハYAS-475、セルマーSⅡ、ヤナギサワA-9937、同右、クランポン・プレスティージ
発表会当日に集まったアルトサックスは写真以外にもセルマーSⅢがありました。
参加者の発表が終わった後、先生がその6本のアルトサックスを順番に吹いてくれたのが興味深かったです。
吹いてくれと頼んだわけではなく、どちらかといえば先生が嬉々として吹き始めたのが実情です。
試し吹きは先生でも楽しいらしく、その時ばかりは先生もただのサックス小僧と化してました(笑)。
アルトサックスは門外漢ですけど、音の違いがどう現れるのかは実に興味深いところ。
基本的にはどのサックスを吹いても先生の音がするのですが、楽器自体の個性も微妙に加味されています。
たとえば赤銅色のクランポンはまろやかで柔らかい音。
このクランポンは独特のクセがあるサックスでして先生しかキレイに鳴らせません。
また2本あるシルバーソニックA-9937でも音色に微妙な差があるそうです。
私にはほとんど同じに聞えたのですが、ピアノの先生いわく左側のA-9937の方が音がこなれているとの評価でした。
実は左のA-9937は音大OB所有のものでして相当吹き込まれた管体なのです。
ふむふむ吹き込まれたシルバーソニックはプロ受けする音に変化するようですね。
セルマーでもシリーズⅡとⅢでは大分音が違うそうです。
ソプラノに関しては微妙な差にも気づくようになった私ですが、アルトは違いがよくわかんね~というのが本音です。
先生が吹けばどれも先生の音がして、どれも素晴らしい楽器としか思えません。
ですがソプラノとなると下手な私でも一家言ありまっせ(笑)。
最近感じている私のソプラノ観を申し上げます。
私の偏見が大量に含まれているため、ソプラノ吹奏者の中には反論があるかもしれません。
素人の戯言として聞き流していただければ幸いです。
★ストレート・ソプラノ(直管)のメッキについて
①ラッカーだと鳴りすぎる。 メッキしたくらいの管体が丁度よい。
②ただし金メッキは直管ソプラノに合わない。
③銀メッキやブラックニッケルの方がよい。
④シルバーソニックは素材として最適だが、管が鳴るようになるまで時間がかかる。
ストレート・ソプラノに限定したのはデタッチャブルタイプのソプラノだと構造上、吹奏抵抗が増すので上記コメントが当てはまらなくなるからです。
②は金メッキとソプラノの相性の悪さ感じた故の発言です。
たぶんこんなことを言っているのは私だけでしょうし、異論がある方もいらっしゃるのではないかと思います。
では金メッキとソプラノはどういう風に相性が悪いというんでしょうか、キンケードにその辺りを問いただしてみましょう。
★キンケ「元々ソプラノはキンキン音になりやすいサックスなのに、金メッキはさらに追い打ちをかける傾向だと思うんですよ」
★良識者「それはあなたが下手だからでは?」
★キンケ「ギクッ」
★キンケ「そ、そなんだけどさ(汗)。 上手い人でもチリチリ音出して気がつかない人もいるし・・・」
★良識者「チリチリではなくキラキラですよ、金メッキの特長です」
★キンケ「で、ですよね(タジタジ)。 でもあの音、耳障りに感じるんですよ、私の場合」
★キンケ「金メッキなら同価格のピンクゴールドにしたいです、お金があったらですが(ポリポリ)」
とまあ、本人の好き嫌いに帰結してしまいましたが・・・。
ピンクゴールドメッキ仕様はシルバーソニックのような上位機種にはありますが、直管ブロンズやブラス製には実在しないのが残念なところです。
ということでS-902SかS-9030のどちらかするか楽しみながら悩んでいます。
さて明日は発表会その④番外編をアップいたしますのでよろしく。
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