キンケードはG線上でソプラノ・サックスを吹く。 大丈夫か?
(★注意・・・記事内容を誹謗中傷する者は立入禁止!)
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昨日のレッスンは音色修正がメインだったと言ってもいいでしょう。
いきなりのアンブシュア変更だったもので、昨日は本当に混乱いたしました。
ピッチは揺れるし、どれが目指すアンブシュアなのか・・・訳がわからなくなりました。
一晩寝てサックスを咥えてみると、昨日の混乱は沈静化しています。
仕事でもそうですが、袋小路に迷い込んだ脳味噌はその時はどうあがいてもダメ・・・思考が堂々巡りを始めて進退窮まるのです。
ところが一晩寝ると、憑きものが落ちたように冷静になれるものなんですよね。
まず昨日の分析から始めました。
①連続スタッカートで音色が乱暴になる。
②それは耳障りな金属音である。
先生の修正ポイントは・・・。
①気持ち下顎を引いて柔らかくリードを支える。
②引いた分、全体的に深く咥える。
結果として、これは無意識に行っていた私のクセを指摘されたのだと思います。
私のクセとは・・・。
①音量を上げたいとき(f)や音程を上げたいとき、下顎が前にせり出す。
↑これに集約されるのだとわかりました。
この吹き方が常態化していたのです。
昨日は気づかなかったのですが、これで説明がつきます。
皆さんも吹きながらちょっと下顎を前にせり出して吹いてみてください。
音量が上がりませんか?
理由は2つ。
①リードの振動面がせり出した分だけ増えるので、音量が上がる。
②下歯の圧力が増えて、下唇のクッションが減るので音色が明るくなる。
こういう吹き方もあるのでしょうし、一方的に悪い訳ではないと思います。
曲によってはパンチの効いた音になるので、間違った吹き方ではないでしょう。
ただしソプラノサックスの場合、宿命なのかもしれませんが、この下顎せり出しは耳障りなキンキン音が増えるのです。
少なくとも、クラシカルな曲には向かないということでしょうか。
ジャズやロックなら積極的に使っていい場面もあるのかも知れません。
突き詰めれば「下唇の位置と柔らかさ」の修正なのです。
先生の指示、下顎を少し引くとはせり出し気味の下歯の位置を、自然な元の位置に戻しなさい、ということでしょう。
そのままだとリードの振動面が減るので、その分深く咥えなさいということでしょうか。
このアンブシュアだと下歯が下がった分、下唇のクッションが増えますので、
①音色は暗めになり音量が減ります。
②口筋の必要性が高まり、特に高音部で難易度が増します。
③噛みが減るので、「ピキー」が激減します。
④下降跳躍のスラーで低音がキレイに出るようになります。
⑤連続スタッカートでリードが暴れなくなります。
昨日は①と②に違和感を覚えて混乱していたのですが、先生の指示は「それでOK」でした。
私が「下顎せり出し」していたことで、思い当たることがあります。
それは何かと言えば、ソプラノ・デュエットで録音してみると私の音量の方が大きかったことです。
先生の音に負けまいとして、「下顎せり出し」していたのだと思いますね。
自分の音や音量を客観視できなかったからだな・・・・今でもできませんが(笑)。
この修正した吹き方なら先生と同じくらいの音量になりそうだし・・・次に録音すれば結果がわかるでしょう。
今、この時期に先生がこれを指示したのはなぜか・・・・とも思いを巡らせてみました。
このアンブシュアは初心者の内は無理だったからではなかろうか。
ある程度、口筋が発達し色気がついた頃がチャンスなんだろう、きっと。
また、これは先生に師事したからこそ指摘されたことであり、独学だったら以前の吹き方で突っ走っていたことでしょう。
まあ、以前の吹き方が悪いわけではありませんが、両方の吹き方ができた方がいいに決まってますもんね。
本日の練習は修正アンブシュアの確認のみ。
それにうってつけなのがラクールの1番だと思います。
テンポ72のメトロノームに合わせて、1拍4個のビブラート練習も兼ねてじっくり吹いてみました。
先生の話ですと、修正アンブシュアは下唇のクッションが増すので、ビブラートもキレイに出やすくなるそうです。
まだヘタなので話半分で聞いてください。
これまで高音部のビブラートで苦労していたのですが、多少ぎこちなさが取れたような吹きやすさを感じます。
この吹き方の確認はビブラートの巧拙にもつながるので一石二鳥。
今週はラクールの1番しか吹かないかも知れません(笑)。
いきなりのアンブシュア変更だったもので、昨日は本当に混乱いたしました。
ピッチは揺れるし、どれが目指すアンブシュアなのか・・・訳がわからなくなりました。
一晩寝てサックスを咥えてみると、昨日の混乱は沈静化しています。
仕事でもそうですが、袋小路に迷い込んだ脳味噌はその時はどうあがいてもダメ・・・思考が堂々巡りを始めて進退窮まるのです。
ところが一晩寝ると、憑きものが落ちたように冷静になれるものなんですよね。
まず昨日の分析から始めました。
①連続スタッカートで音色が乱暴になる。
②それは耳障りな金属音である。
先生の修正ポイントは・・・。
①気持ち下顎を引いて柔らかくリードを支える。
②引いた分、全体的に深く咥える。
結果として、これは無意識に行っていた私のクセを指摘されたのだと思います。
私のクセとは・・・。
①音量を上げたいとき(f)や音程を上げたいとき、下顎が前にせり出す。
↑これに集約されるのだとわかりました。
この吹き方が常態化していたのです。
昨日は気づかなかったのですが、これで説明がつきます。
皆さんも吹きながらちょっと下顎を前にせり出して吹いてみてください。
音量が上がりませんか?
理由は2つ。
①リードの振動面がせり出した分だけ増えるので、音量が上がる。
②下歯の圧力が増えて、下唇のクッションが減るので音色が明るくなる。
こういう吹き方もあるのでしょうし、一方的に悪い訳ではないと思います。
曲によってはパンチの効いた音になるので、間違った吹き方ではないでしょう。
ただしソプラノサックスの場合、宿命なのかもしれませんが、この下顎せり出しは耳障りなキンキン音が増えるのです。
少なくとも、クラシカルな曲には向かないということでしょうか。
ジャズやロックなら積極的に使っていい場面もあるのかも知れません。
突き詰めれば「下唇の位置と柔らかさ」の修正なのです。
先生の指示、下顎を少し引くとはせり出し気味の下歯の位置を、自然な元の位置に戻しなさい、ということでしょう。
そのままだとリードの振動面が減るので、その分深く咥えなさいということでしょうか。
このアンブシュアだと下歯が下がった分、下唇のクッションが増えますので、
①音色は暗めになり音量が減ります。
②口筋の必要性が高まり、特に高音部で難易度が増します。
③噛みが減るので、「ピキー」が激減します。
④下降跳躍のスラーで低音がキレイに出るようになります。
⑤連続スタッカートでリードが暴れなくなります。
昨日は①と②に違和感を覚えて混乱していたのですが、先生の指示は「それでOK」でした。
私が「下顎せり出し」していたことで、思い当たることがあります。
それは何かと言えば、ソプラノ・デュエットで録音してみると私の音量の方が大きかったことです。
先生の音に負けまいとして、「下顎せり出し」していたのだと思いますね。
自分の音や音量を客観視できなかったからだな・・・・今でもできませんが(笑)。
この修正した吹き方なら先生と同じくらいの音量になりそうだし・・・次に録音すれば結果がわかるでしょう。
今、この時期に先生がこれを指示したのはなぜか・・・・とも思いを巡らせてみました。
このアンブシュアは初心者の内は無理だったからではなかろうか。
ある程度、口筋が発達し色気がついた頃がチャンスなんだろう、きっと。
また、これは先生に師事したからこそ指摘されたことであり、独学だったら以前の吹き方で突っ走っていたことでしょう。
まあ、以前の吹き方が悪いわけではありませんが、両方の吹き方ができた方がいいに決まってますもんね。
本日の練習は修正アンブシュアの確認のみ。
それにうってつけなのがラクールの1番だと思います。
テンポ72のメトロノームに合わせて、1拍4個のビブラート練習も兼ねてじっくり吹いてみました。
先生の話ですと、修正アンブシュアは下唇のクッションが増すので、ビブラートもキレイに出やすくなるそうです。
まだヘタなので話半分で聞いてください。
これまで高音部のビブラートで苦労していたのですが、多少ぎこちなさが取れたような吹きやすさを感じます。
この吹き方の確認はビブラートの巧拙にもつながるので一石二鳥。
今週はラクールの1番しか吹かないかも知れません(笑)。
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