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キンケードはG線上でソプラノ・サックスを吹く。 大丈夫か?     (★注意・・・記事内容を誹謗中傷する者は立入禁止!)
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NHKのテレビ番組で「プロジェクトX」というドキュメンタリー番組がありました。
困難にめげず仕事に挑戦して成功を勝ち取った普通のサラリーマンの物語です。
同じ製造業として立派な先人たちの生き方に感動したりしたものです。
私にはあんな根性はないな~と半分憧れも含まれていたように思います。
聞くところによるとベトナムなどでは、この「プロジェクトX」をそのまま映画館で上映しているそうです。
なかなか人気があるとか。
 その後継番組といえるのが現在放送中の「ザ・プロフェッショナル」でしょうか。
この番組も大好きです。
斯界のトップの生き様と哲学を知ることができます。
先日は「イチロー」をやってました。
とにかくその道のプロの話は興味深いです。

私は作曲者では「久石譲」さんがプロっぽくて好きです。
ジブリ映画の曲で有名だし、CM曲も商品の好感度を上げる名曲ばかり。
先日の発表会で吹いた「海が見える街」も好きですが、「菊次郎の夏」もいいですね。
サン○リーのお茶「伊右衛門」のCMで流れる曲も大好きです。
どんな人なのだろうかと思いませんか?
国立音大出身で先生の先輩に当たるところにも親近感の源泉があるのかもしれません。
そんな久石さんの本があったので買ってみました。

感動を作れますか?

本のタイトルは出版社の営業臭を感じますが、内容は面白かったです(笑)。
大雑把に目にとまった内容を抜粋してみました。
①作曲者としての第一優先は「とにかく曲を書き続けること」
②いいものをつくることと、それを人に評価されることとは表裏一体ではあるが根本的に違う。
③感覚は欺かない。 判断が欺くのだ。
④質より量で自分を広げる。
⑤いい音楽は譜面も美しい。
⑥恥ずかしさというのは、自分をよく見せたいという心の裏返しだ。
⑦クラシックはなぜたくさん作られたのか→フォーマットに則れば良かったから。
⑧二十世紀はポップスの時代であり、リズムで世界を制した。
   ・・・・

後半は映画音楽や日本人の国民性、アジアンパワーと教育論と話題が多岐にわたっていて面白いです。
私は⑤と⑥と⑧に新鮮なショックを受けました。
よかったら皆さんもどうぞ。
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帰宅後30分練習したら、なんかやんなっちゃって本日は早々に終了いたしました。
こんな日もあります・・・というか皆さんより多いかも、マズイ(¨;)。

たまには私が興味がある本の話でもいたしましょうか。
私の興味は大雑把に分類すると「宇宙」「素粒子」「脳」「遺伝子」関係です。
ビッグバンと暗黒物質、統一場理論について、なるたけやさしく書いてある啓蒙書を読みあさります。
宇宙の構造を紐解く数学はトポロジーとポアンカレ予想・・・本当に学ぶと相当難しいらしいですが、これもわかりやすい解説書を読んで「ふ~ん」とわかったような気分になるのが好きなのです。
100年は解けないと言われた数学の難問「ポアンカレ予想」を数年前に証明した科学者が現れたそうです。
先日テレビでやってましたが、制作費数十億円の映画より興奮いたしました。

「宇宙」や「素粒子」ですとベタな物理学で現実生活とはだいぶ乖離してますけど、「脳」や「遺伝子」となるとその距離を一挙に縮めますよね。
こんな身近にある「脳」についてはまだまだ謎ばかり。
脳についての書籍を読みあさっても、好みの女性が近づいて来るわけでなし、なんの御利益もないのですが、それでも知りたいのです(笑)。

そして「遺伝子」・・・こいつには相当踊らされてますからね、自分自身が。
男(女)はどうしてつまらない異性にひっかかるのか?
恋愛に夢中な時はどんな賢い人間も遺伝子に狂わされていて冷静な判断ができない、というよりむしろバカ状態。
この遺伝子の陰謀をDNAになぞらえ「輪廻」とすれば、「解脱」とは遺伝子から自由になろうとしたお釈迦さまの挑戦ではなかろうか・・・などとつらつら考えてしまいます。

そこで本日は読みやすい「遺伝子」関係本を紹介します。
「そんなバカな!」 竹内久美子
「生物と無生物のあいだ」 福岡伸一
「利己的な遺伝子」 リチャード・ドーキンス

①の竹内久美子さんはずいぶんこの手の本を出してまして、女性の本にしてはクールなユーモアに溢れていて読みやすいです。
ちょっと本を出し過ぎたのか賛否両論のようですけど、一般人向けに敷居を下げてくれた功績は大きいと思います。
③は分厚い単行本で値段も高めですが、一時、識者の間でバイブル化してました。
センセーショナルなドラマとして話題を呼んだ「高校教師」の教師役・真田広之が白衣姿で小脇に抱えていた本です(笑)。
ミーハーな私は飛びつきました、ただ読むのに多少骨が折れます。
②これは最近出た本ですのでまだ知名度は浅いですが、私の目鱗本です。
科学者が書いた本だと「国家の品格」で有名な藤原正彦先生著「心は孤独な数学者」のようなかんじでしょうか。
両者とも科学者でありながら哲学と文学の素養が並じゃないので、他の科学者本とは一線を画す感動と格調高い日本語を味わえます。

この②の「生物と無生物のあいだ」はお奨めですね。
この人マンハッタンの「ロックフェラー大学」で研究をしてた頃のことから自伝的に書き始めてます。
日本銀行券(お札)の肖像にもなった「野口英世」も、かつてここに在籍していたそうです。
日本では偉人のイメージしか浮かばない野口博士が、実はご当地での評判はさほどでもないのに驚きます。
そのことについてはここでは触れませんけど、読んでみるとちょっとショックですよ。

「DNA」を二重螺旋だと発見した二人のノーベル賞学者にまつわるエピソードも面白い。
とにかく登場する科学者が魅力的で面白いですね、異端・変わり者・浮世離れ・・・そういう形容がぴったりな人が多い。
なによりも面白かったのは「生物とは何か」の考察でしょう。
読んでいて根源的な生命の問題に直面できます。
時間があるときにどうぞ。
久しぶりに本を紹介します。
「徳川将軍家十五代のカルテ」 新潮新書 篠田達明著

まずは歴代の将軍の死因が本の腰巻きに書いてあり、目を引きます。
                   
初代  家康 胃ガン  
二代  秀忠 胃ガン
三代  家光 脳卒中
四代  家綱 未詳
五代  綱吉 ハシカによる窒息
六代  家宣 インフルエンザ
七代  家継 急性肺炎
八代  吉宗 再発性脳卒中
九代  家重 脳性麻痺による尿路障害
十代  家治 脚気衝心
十一代 家斉 急性腹症
十二代 家慶 暑気当たり
十三代 家定 脚気衝心
十四代 家茂 脚気衝心
十五代 慶喜 急性肺炎

五代家綱以外は全て死因を推定できるのは、著者が医者だからです。
長命は十五代慶喜の七七歳と初代家康の七五歳と続きます。
家康は「鯛の天ぷら」に中って死んだと思ってましたが、違ってました。
家康がかなりの「健康オタク」だったのが面白い。
また当時の医者は現在とは違って、卑しい職業と見なされていたのが意外でしたね。
血や死体に触れるので、穢れているとされたのです。

現代の日本人は家康のさらに上を行く健康オタクですから、当時だったら相当な名医になること間違いなし(笑)。
江戸時代にサックスを御前にて披露する機会があったら、皆さん何を演奏しますか?
私はグノーの「アヴェ・マリア」にしようかと思ってます。
キリシタンの曲とバレたらまずいので、「阿部摩利支天に捧ぐ」とか邦名にしますけど(笑)。


土曜日のレッスンは、明日(日曜日)に変更になっています。
そこで以前ブログでも触れた「防音室」について思いめぐらしました。
確かに市販の防音ルーム「アビテックス」はいい・・・けど価格が高いでしょ(60万円)。
しかし練習場所があってのサックスですし・・・アビテックスは必需品であり、安いと考えてもいいのかもしれません。
ヤナギサワS-9930を買ったと思えばいいわけですから・・・。

金額を受け入れたとしても、私の場合、家の部屋数が少ないので、ちょっと設置場所に困るし、うーんアビテックスはそのままOKとはいかないかな・・・。

今ある「洋服ダンス・ホール」がある納戸は、狭いけれどそのままでも比較的防音性がある部屋なのです。
ここにアビテックスを入れるのはちょっと無理があるようです。
そこで出てくるのは「ルーム・イン・ルーム」という防音室の考え方です。
アビテックスのような完成度の高い防音ルームでなくても、部屋の中にそこそこの部屋を作ってしまえば、外に洩れる音を十分遮ることができると判断しました。

そこで2X4(ツーバイフォー)工法で自作してみようと企ててみたんですが、上手くいくのかキンケード・・・とりあえず参考書を購入いたしました(写真)。
この本は2X4工法で自分の住む家を作ってしまったという、カッコイイ男性が書いています(もちろん素人)。
もう「大草原の小さな家」の頼もしいパパを思い浮かべるほど尊敬しちゃいました(笑)。
男は自分の家を自分で作りたいと思う動物なのです。
15年ほど前に、「丸太小屋教室2泊3日」セミナーを受講したことがありまして、そのときは自分の住む家をチェーンソーと丸太で作ってやると燃えていました。
がしかし、日々の仕事にその夢は潰され、酒に化け、いつのまにか「13日の金曜日」に出てくるジェイソンを見たときだけ、チェーンソーと丸太小屋を辛うじて思い出すだけのオヤジに成り下がっていたのです。
よく考えればたった2泊3日の講習で、作れる気になった私が浅はかではありますが・・・(^^ゞ

今回は丸太小屋工法ではなく、現実味を帯びた2X4工法でリベンジだ・・・またもやムクムクと妄想が膨らむ私。
それも「住む家」などという大それた願望ではなく、「防音室」というとっかかりとしては丁度いい題材でもありますし・・・。
材料の推定予算は「6万円」(1/10)・・・あまり根拠はないですが、そんなものでしょう σ(^◇^;)

①納戸に合わせて、2X4で骨組みを作る。
②下には防音ゴムシートを敷く。
③外壁はできれば「石膏ボード」、ただし後々、産廃扱いになるので思案中。
 厚めの合板ボードでもいいかもしれない。
④内側は吸音シートを・・・グラス・ウールはアスベスト同様に肺を痛めるので使用しない。
⑤一番の難関は「扉」と「換気」である。
 そこでこの部分は大方の意表を突いて「防音カーテン」にする。

今回の計画で我ながら柔軟なアイデアだと自画自賛しているのが⑤の「防音カーテン」です(笑)。
これならちょっと重いけど、「よっこらしょ」とカーテンをくぐって中に入れるし、どうせ隙間ができるのだから「換気」の問題はクリア。
カーテンの方向は隣近所と反対側で衣服も多いし、洩れる音はだいぶ減衰するだろう。
だが待てよ、「大草原の小さな家」のパパは、「防音カーテン」などという姑息な手段を果たして選ぶであろうか。
やはり正道を行って、「開閉扉」仕様に挑戦してみるか・・・ちょっと自分を過信しすぎて墓穴を掘りそうな予感もするが (^^ゞ

正月明けに設計、春までに完成の予定で妄想中・・・。
レンタルビデオ屋など6年前に一度利用したことがあるくらいで、最近は地上波以外あまり映画を見ません。
もっているDVDも少ないですが、お気に入りの映画はレンタルなどせず購入するようにしています。
大抵の映画は一度見ればそれきりですけど、読書でいえば再読・・・映画なら再見じゃ、さようならだし、再視するものも幾つかあります。
歴代上位3作は・・・
①スウィング・ガールズ
②マトリックス
③イノセンス

もう①は100回近く見たような気がします。
この映画の影響でサックスを始めたようなものですから・・・。
③はアニメです。
イノセンスは甲殻機動隊の続編のような映画でして、評価が分かれてます。
私の評価は、何度見ても飽きない大人向けのアニメ、お気に入り。
この部類のアニメでパプリカというのが最近封切られまして、非常に気になっています。
たぶんDVDが出たら買うでしょう。
もう見たという方はいらっしゃらないでしょうけど、感想を聞いてみたいですね。
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ソプラノ・サックス 2005年2月~
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