キンケードはG線上でソプラノ・サックスを吹く。 大丈夫か?
(★注意・・・記事内容を誹謗中傷する者は立入禁止!)
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寒い冬の雨、自作ソプラノ・ケース・カバーが役に立ちます。
教室に行くと本日は、5人もいて実に賑やか・・・新年会でもやるのかな?
実は例の女子高生とピアノの先生の音合わせを、聴かせてもらうことに・・・本番の発表会が近いそうで、肝試し用のエキストラというわけです。
「ちょっと緊張します」と言いながら、セルマー3のアルトから音量豊かで美しい音色をバンバン放出する女子高生・・・○○コンクール優勝の実力は伊達じゃないです。
感動して曲名を聞くのを忘れてしまいましたが、音大の試験でも使われる楽曲だそうで、難易度の高い曲・・・合わせるピアノの伴奏も難しそう。
彼女は暗譜しているらしく、ソラでバンバン吹いている・・・エキストラ聴衆のオジサン二人は、自分の娘くらいの女子高生に尊敬の眼差し (^^ゞ
オジサン2人の内、1人は私ですが、もう1人は同じ頃に始めた方で、アルトとテナーを専攻しています。
もっとも最近はテナーでレッスンを受けているようです。
一年ぶりにお会いしたので、レッスン内容を訊いたところ、私と同じ「ラクール」だとか・・・。
始めたのが去年の5月頃で、進行具合も同じくらいだそうで、またびっくり。
別に競争するわけではないし、マイペース、マイペースと言いながらも、やはり相手の進行具合が気になるじゃないですか。
というわけで、レッスンはラクールの9番から・・・。
正月にほろ酔い加減で練習していたので、前回の課題「歌い心が足りない」を克服できたのではないかと、密かに期待していたのですがダメでした。
やはり聴かせ所のフレージング(生意気でしょ?)が、先生の指導通りにこなせていなかったのです。
ラクールの9番で最高音はHigh-Dで、3カ所あります。
その内の一つが冒頭の画像です。
①ブレスの後の2つ目の音が弱い、吹き切れてない問題(前回指摘あり)
②High-D の前のブレスで「f」の強さを途切れさせない。
③High-D の前の音(画像ではAの音)がしっかり吹けていない(3カ所共通)。
本日は③についてのレクチャーを受けました。
先生のHigh-D は実に綺麗で透明な音なんですが、私のは下品。
先生によれば・・・
*ミスする直前の音に問題がある場合が多い。
*高音に飛ぶ一つ前の音はしっかり吹く、いわば踏切のロイター板にあたる。
*オクターブ近く跳躍する時は、さらに重要で直前の音は低音部となり構成上ベース音の役目を担う。
・・・だそうです。
いや~奥が深いね、先生・・・今年は去年より厳しくなったかも σ(^◇^;)
そこら辺りを修正して、次回にリベンジします。
さて次はラクール10番の中間チェックに。
最終的には90%がスタッカートになりますが、今はレガートで音符を拾えているかチェックしてもらいました。
まだ指が回らずに、しどろもどろ。
意外な指摘は、ミドルAからミドルDに移るときに、ミドルDの音が弱いということでした。
この音は息が負けやすいので、ロングトーンでは意識して強めに吹いているのですが、運指が絡むと意識を持って行かれて緩むのです。
特に左手薬指のキー押さえが遅れて、音が裏返りやすいものですから、こわごわ吹いているようなのです。
運指に自信の無いところで、無意識に恐る恐る吹いてしまう癖があるんだそうです・・・うん、全く意識してなかった注意点を指摘してもらって、ありがたい。
ラからレのとき、指と息をもっと力強く!!
10番は引き続き、練習 Go on。
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