キンケードはG線上でソプラノ・サックスを吹く。 大丈夫か?
(★注意・・・記事内容を誹謗中傷する者は立入禁止!)
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事前に予約しておけばクロッシュで全機種の試奏ができます。
今回ソプラノサックス群の中から3本をチョイスして吹くことができました(通常一人1機種ですが関係者が3人いたので)。
ピンクゴールド(PGP)はビニールカバーを被せられたままです。
ゴールドとはいえ金メッキより酸化しやすいからでしょうか。
表面が酸化すると白っぽい銅色から小豆色に変色してくるようです。
私が選んだのは次の3種類。
上から
①S-9930
②S-992
③S-992PGP
試奏だけなら私一人でもいいのですが、自分で吹いた音よりも他の誰かが吹いた音を聞き比べてみたい。
それが先生なら文句なし・・・・ということで、先生と一緒に吹き比べました。
2nd ソプラノはデタッチャブルにしようと決めましたので、以上3品がターゲットになっております。
形状やメカは全く同一。
材質とメッキのみが異なる3品はどう違うのか。
自分に合う機種とはどれなのか。
私ばかりでなく皆さんも気になるのではないでしょうか。
真鍮よりブロンズが好きといういう理由からS-991は除外。
金メッキはソプラノに合わないという勝手な持論から金メッキも除外しております。
結論から申し上げますと、私の好感触序列は・・・
③→②→① の順でした。
③と②の差はごく僅かでしたが、②と①の差は大きいです。
それはどういうことか・・・。
①の材質は90%以上銀が含まれた通称シルバーソニックと言われるものです。
これはサックス吹きにとってあこがれの機種。
しかし私のような下手くそが実際に吹いてみると、無視できない硬さを感じます。
管が響かないのです。
これは以前試奏したS-9030でも感じたことなので、個体差を抜きにしても銀の特徴なのでしょう。
使い込んで馴染んでくればそれこそ最高の材質なんでしょうが、老い先短い身の上、管が馴染む前に鬼籍には入る可能性が高い。 (^◇^;)
先生が吹く音を聴き比べてみても、ブロンズの方がよく鳴って張りを感じます。
また①の方が音が当たるポイントが明らかに狭いので、熟練を要することがわかりました。
私の場合、①だとHigh-F#,G の2音がキレイに出ません。
もちろん先生はキレイに吹いてましたけれども、使うのは私なので敷居の高さを感じてしまったのです。
②と③の差はピンクゴールドメッキ(PGP)か否かだけです。
PGPは音がしっとりしていて最高です。
金に糸目をつけなければ③で決定でしょう。
糸目をつける私としては②か②+銀メッキ(受注生産)になるのではないでしょうか。
あるいは音大関係者から先生のコネで③の中古を購入する手もあります。
う~ん、欲しい(笑)。
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