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キンケードはG線上でソプラノ・サックスを吹く。 大丈夫か?     (★注意・・・記事内容を誹謗中傷する者は立入禁止!)
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先日のプチ発のとき、音大生のミーちゃんがアルト用の金メッキ・ネックを持ってきました。
大学の先輩から掠め・・・いや譲ってもらったようです(笑)。
これをマダムがセルマーに付けて吹いたところ驚きました。
特に高音が艶やかに響いて、2年分くらい上達したような音がしました。
ネックの金メッキって効果ありますよ、アルトの皆さん。
てことはテナーも同じように効果があるのかもしれませんね。

プチ発の会場が教室より音響効果が高いので、こういった試奏で効果を確認しやすいのです。
先生の提案で私のS-902(ブロンズ)に替えてSー9930(シルバーソニック)を吹いてみました。
吹いている私には、なんとなく鳴りが重いような気がするだけでしたが、それを聴いている人たちは違いがはっきりわかったそうです。
立場を代えて先生が両者を吹いてみてくれました、それも私が苦しんだラクール25番を・・・。
ほんと先生って最高の吹き手ですね、聞き惚れました・・・早くああなりてー。

シルソニとブロンズ・・・違いますよ、音響効果が良いところではハッキリ違いがわかります。
自分が吹いている時はわかりませんでしたが、人のを聴いてみて知る音色の荘厳さ。
ブロンズは鳴りが管の周りに分散するように広がりますが、シルソニはベルの周りに音がまとまっているような指向性を感じます。
シルソニと比較してみて初めてわかるブロンズの軽さ・ペラペラ感・・・定格上限まで目盛りを上げたステレオのよう。
 注)あくまでもソプラノの話ですので、アルト・テナーの方は鵜呑みにしないでください。

シルソニはほどよく余力を残して荘厳に響くのです。
シルソニの定格はブロンズよりかなり大きく、深いんだなと感じました。
クラシックに向く音・・・シルソニの音色はブロンズのようなキンキンさが微塵もないのです。
ブロンズがキンキンというのは誤解を招く表現ですが、たまたまシルソニと比較しているからです。
クラシック以外の用途なら必要ないと言えば言えるかもしれませんが、好みの問題で、こりゃなんとも明言しがたい。 f(^ー^;
あえてもう一歩踏み込んで言わせていただくなら・・・ヤナギ直管の場合(S-99シリーズは別)、
★ブロンズは吹き手が楽しむサックス。
★シルソニは聴き手を楽しますサックス。
  ・・・といった所でしょうか。。。

最近私の音色に耳に痛い成分が混ざるときがあるとレッスンで指摘を受けているのを思い出しました。
ソプラノの音量が出せるようになってきたので、不用意に吹くと管が歪んだ音を出しているような手応えを感じます。
う~~ん、2本目のソプラノはシルソニS-9030が俄然欲しくなってきました。
S-902の銀メッキにしようと思ってたのですが、シルソニの余力と荘厳な音の方が魅力です。
小さな練習室では差が出ませんが、ステージに立ったらシルソニの底力が欲しくなるんでしょうね。
欲ち~い(笑)。
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» 年末に・・・
年末、ネックの試奏の続きをすることにしてるんですが
(続きとは?>前回はネックを入れてる途中でネジ切れ事件があったため中断ww)

確かに、ネックひとつでも音が変わりますよねぇ。

うーん・・・金メッキかぁ~
欲しいなぁ~
でも予算がなぁ~。゚(゚´Д`゚)゚。
きんかん 2007/11/20(Tue)20:15:04 編集
» いい音しますね
ちょっと調べてみたら、アルトで¥45,000 テナーで¥59,000 もするんですね。
こりゃ、ほいほいと買うわけにはいかないですね。
2年分の上達を金で買うか、2年練習して待つか・・・それが問題だ(笑)。
キンケード 2007/11/20(Tue)20:30:27 編集
» 金メッキの響き
またまた別スレのですが、私のサイトはまとまりがなく迷路化しています(笑) 今のところブログを書いていませんが、いずれアップできるようになればお願いいたします~キンケードさんのブログは楽しみにしています&為になりますので♪

金メッキのネックですが、テナーとアルトを持っています。こちらは音楽のジャンルによって使い分けていますが、皆さんがおっしゃるように、クラッシックだとクリアーで澄んだ音色がぴったりですし、フュージョンやロック系だと金メッキの倍音とクリアな部分が結構マッチします。抵抗感がmark6のネックの方があるので逆に吹きやすいですね。
フラジオのアタリも取りやすい部分がありますが、ネックの個々のできにもよるかと思います。
ただ、ジャジーで枯れたダークな部分は元のネックでないと出ません…アメセル6の場合特に金属の不純物の割合がちょうど合うのでしょうけれど。
同じGLのソプラノでserie3とmark6を比べても全く音が違ってきます。

全てGPといえばインダービネンのソプラノを吹いてみたいですが…未だに持っている人のインプレッションに出会えません…
雨月 URL 2007/11/21(Wed)08:20:43 編集
» 無題
うぅ(涙)
長兄様。
ブロンズハーツの行方はどうなるのでしょう。オロオロ・・・
(おっきな声では言えませんが私も次、A-9937が欲しいの。)
anne URL 2007/11/21(Wed)17:33:25 編集
» ジャズ向き
雨月さん>
ジャズだと金や銀がいいとは限らないようですね。
上手な人は何を吹いても上手いので、私クラスが道具に凝っても笑われるだけですけど(笑)。

anneさん>
欲しいのはやまやまですけどね、S-9030が¥416,000 A-9937が¥680,000・・・シルソニ・ハーツは無理だっちゃ(笑)。
ま、次のを買ったとしてもブロンズは処分せずに持ってるつもりなので、ブロンズ・ハーツで紀尾井町は不滅です。
まずはアルトとソプラノでデュエットかな、ううう緊張する(笑)。
キンケード 2007/11/21(Wed)19:42:40 編集
» シルソニ
シルソニのS-9030は私も楽器フェアで試奏しましたが、ソプラノの中では断然吹きやすくて音がいいですよね~。
おまけに去年、私の先生も、それ買いました~。(中古でたしか35万くらい?爆)
、、、って、私も欲しいです。(笑)
キャットてぃる URL 2007/11/23(Fri)00:37:30 編集
» 吹きやすい
実はシルソニS-9030をクロッシュで1年前に試奏させてもらったことがあるのです。
そのときはなんか鳴りの悪い鈍重なサックスだなと感じたのです。
ある程度吹けないとシルソニの良さはわからないのだと思います、管に息が負けちゃって。
その点キャットてぃるさんが吹きやすさのトップにあげたのは、すでに違いのわかる吹き手になっていた証拠です。
キンケード 2007/11/23(Fri)17:54:22 編集
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ソプラノ・サックス 2005年2月~
ヤナギサワ S-902 (村雨丸)
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