キンケードはG線上でソプラノ・サックスを吹く。 大丈夫か?
(★注意・・・記事内容を誹謗中傷する者は立入禁止!)
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今日は外が肌寒く、教室に到着すると手が冷たい両生類状態。
ピアノの先生からコーヒーの差し入れがありまして、ホッと一息で雑談開始です。
小発表会で「アルトの主婦」と申し上げましたが、訂正があります。
今後は「マダム」と呼称することに先生と相談して決定いたしました(笑)。
確かに生活の匂いを感じさせない「妙齢の麗人」なので、「マダム」はピッタリのHNでしょう (^^ゞ
発表会を見てて女性陣に比べて男性陣の練習不足を感じるなぁ、と申し上げましたら、「女性の方がコツコツ練習している」との先生の観察報告がありました。
こりゃマズイな・・・男性陣の皆様、頑張りましょう(笑)。
さてラクールの10番から開始・・・運指が追いつかずミス多し。
手が悴んでいることもありますが、手がバタバタしております。
前回と同じで指と息がズレ始めたりで、いいところなし・・・。
「スタッカート」と「跳躍運指」両方とも苦手でして、やはりクリアまで時間がかかりそうです。
ここで先生からスタッカートの新練習法の提案がありました。
テンポ♪=112をもっと遅くして、休符の方が長いスタッカートで練習してみては、と・・・。
その心は、と申しますと、息の圧力をかけ続けることを意識できることが一つ。
スタッカートの長さを揃えることを意識できる点がもう一つでしょうか。
ちょっとバラツキがあるのですよ、私のスタッカートは (^^ゞ
それから運指について。
以前から上手い人のフィンガリングはキーから指が離れずバタバタしてないことに注目していましたので、その辺りを先生に確認しました。
私のは小指薬指が踊りまくり、アルゼンチンタンゴかカポエラか、といった風情なのです(笑)。
自然に直るだろうと楽観視してましたので、先生に確認してみました。
先生曰く、「意識して練習しないと直らない」・・・ガーン!!
小指・薬指を丸めて(よく卵を掴むようにと言われるあの形)最初は力を入れて運指練習をするのだそうです。
先生によると音大生になっても小指・薬指バタバタは悩みの種らしく、面白いエピソードを聞くことができました。
とある音大生は指バタツキ究極の克服方として、瞬間接着剤でキーと指を固定する方法をとったそうです。
さて、そのあとどうなったか・・・・・・知りたいですか(笑)。
ゆっくりならばハ長調のスケールだけは、どうにかこうにか吹けたようですが、あとは全滅。
おまけにキーから指を分離させるのに、皮膚が剥がれるのを余儀なくされたため、指先が真っ赤っかになったとか・・・。
普通に考えれば容易に想像できることでも、人間思い詰めると何をするかわからん事の一例です・・・時によっては大発見にもつながるので、一概に切り捨ててはいけませんが(笑)。
さて次の課題の前に「音色づくり」の再確認がありました。
一年前の私の音に比して現在の音は大分良くはなったとの評がありましたが、まだ怪しいところ「てんこ盛り」なのです。
ラクール#10のように「運指ボロボロ、スタッカートよれよれ」のエチュードなど始めたものなら、もうあきまへん、元の木阿弥(笑)。
喉は閉じ、軟口蓋は下がり、唇に無駄な力・・・よかった音色もズタズタ。
再び軟口蓋を意識した明るい音色を練習してみると、Middle-D 以外は良い方向に復活しました。
Middle-D は以前から問題の音なんで、別枠練習が必要です。
運指が楽な旋律なら、そこそこ音色が出来てきたかもと内心ニヤリですが、運指がキツイともう昔の音色で吹いてます。
ここで、なんの脈絡もなく「昔の名前で出ています」という歌謡曲があったのを思い出しました(笑)。
ま、脱線しましたが「音色づくり」は今後もチェックが入るでしょう。
さて次はラクール#12です。
#11は先週OKをもらいましたので、#10など置いてけ堀で進みます。
このエチュードは全体の1/3がFメジャースケールなので大変覚えやすく、運指は楽です。
厄介なのはアーティキュレーションでしょうか。
写真のスラー2個スタッカート2個の箇所に注目してください。
このパターンは#8でも既に出てきてますが、お約束の不文律があるんだそうです。
額面通り吹けば「タータータッタッ」なんですが、ここは「ティーヤッタッタッ」とするのがその暗黙の了解ルールです。
二つ目のスラーの八分音符をスタッカート気味に丸めるんだそうです(図中白抜き矢印☆部参照)。
ご存知の方も多いことでしょうが、私は知りませんでした。
ということで来週までにバンバン練習して、「練習不足の男性陣」汚名返上と参ります。
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