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キンケードはG線上でソプラノ・サックスを吹く。 大丈夫か?     (★注意・・・記事内容を誹謗中傷する者は立入禁止!)
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レッスンの前に、掲示板でも話題にあげたhigh-G キーについて先生と雑談を始めました。
まず先生のソプラノ、ヤナギサワS-9930のHigh-G キーを見せてもらうことに・・・。
サイドF#キーの上にHigh-G キーがあり、それに連結したキー軸が2本増設されています。
そのキー軸を辿っていくとHigh-G の音孔を発見・・・F#の音孔のすぐ上に追加されているのがわかりました。
先生にHigh-G キーがない場合の音をフラジオで出していただき、続けてはHigh-G キーを使っての音と比較してみました。
なるほどね、キーを使うと音がハッキリするのは感じ取れますよ。
でも大した違いじゃないな・・・フラジオができればだけど・・・。
そこで指使いとコツを教えてもらって、私もフラジオによるHigh-Gに挑戦!!
ダメだ、出ない (^^ゞ これは練習しないと無理か・・・甘くはないぜ世の中は(笑)。
負け惜しみに聞こえるでしょうけど、この音を必要とする曲は少ないし、この音を出すためのメカ追加がなんとなく勿体ない気がします。

先生の話によると、このHigh-G キー仕様を最初に出したのは、ヤナギサワかセルマーかどちらかで、残りのどちらかがすぐに追随したようですね。
ヤマハはその路線と袂を分かち、頑なに「F#で十分路線」を貫いたそうな・・・。
ヤマハが不要と考えるくらいだから、考えようによってはオーバー・スペック・・・最近の自動車で見かけた「縦列駐車補助システム」のようなもの、と言えなくもない・・・あれば便利だけどなくても我慢できる。
ならば私のソプラノ未来進行形はS-9030でしょう・・・例によって妄想の世界に入る私・・・これは楽しいぜ。

高音部の話からレッスンに移るウォーミング・アップにFスケールを吹いていたら、いつになく先生から注文が入りました。
Fから下の音を下ってB♭まで行き、また上がってくるようにと・・・なんじゃろか、その心は・・・。
そう言うからには問題があるんだろうな、と思いながら吹くFスケールは大体察しがつく通り、実に自信のない音色。
先生はおもむろに私のB♭とお手本を交互に吹き、比較してみてくれました・・・相変わらず、私のマネが上手いね先生(笑)。
両者の音の違いは雲泥の差、先ほどのHigh-Gとフラジオの差どころの話じゃない、ハッキリ猿でもわかる σ(^◇^;)
私の音は「バリバリ」「ミリミリ」というカンジでしょうか・・・それに対して先生のB♭は上品に丸くて、オーボエのように洗練されていたのです。
音の出し方のコツを教わって試してみるけれども、とても及ばない・・・うーん、高音部より低音部をなんとかしろ、キンケード!!
これも長期練習の一つに加わりました。

さてお待たせいたしました、ここから課題曲ラクールのチェックに入ります。
ラクールの8番、前回2/4拍子の歯切れ良さがないとの指摘だったので、その辺りを修正したのですが・・・やはり物足りないようです。
それよりもだんだんテンポが速くなっていく悪癖の方が、ダメさの優先順位が高いみたい。
以前から他の課題でも再三チェックに上がってる「足踏みカウント」と運指の連動が取れていない問題に集約されてきました。
「足踏みカウント」をしたりしなかったりマチマチなんですよ、私。
なぜなら、自宅での練習で足踏みできないから・・・洋服ダンス・ホールが狭くてね、メトロノームの刻みだけなんですよ。
こんな基本的なことも練習していないとできないものです。
その辺りの練習と修正をして来週のレッスンでリベンジします。

続いてラクールの9番に。
この9番は私のお気に入りなので、練習量は自然に増えてます・・・先生もそれはお見通し。
括弧付きのブレスを2個所増やして練習するように指示あり。
ちょっといやらしいところにあるブレスなので、避けてましたがバレました(笑)。
この調子なら来週は8番、9番を同時合格が狙えそう、頑張るのみ。

前述の足踏みテンポ刻みについて、補足します。
上手いプレーヤーは頭でリズムを刻んでますから、足踏みなどしなくてもよいのです。
むしろステージでつま先を刻んでいる姿は、ヤボだと思います。
ですけど初心者の私はまず正確なリズムを足から感じたいところです・・・今の私は、リズム感がないですね残念ながら。
狭い所で胡座をかいてサックスを吹くような練習環境に限界と問題を感じます。
①アビテックスを導入する前に、オリジナルの防音練習室を自作する。
②先生の紹介でスタジオを借りる。

この2対策を「バルセロナ」VS「インテルナシオナル」の試合を見ながら模索しております。
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» かかと踏み
山崎さんも「ソプラノのハイGのフラジオはそんなに難しくないし・・・ハイGが必要な場面も少ない」と。←山崎さんの事好きなのかしら私(=。_。)サイト復活熱望(笑)。私もセルマー試奏のときハイGキー経験しましたが、上手く音が当たらずやや♭?運指も難しくて(;゚ュ゚A゙ なかなか扱いにくいかなぁ。セルマーのマッピ試奏しました、「F」という開きでしたが、やはり高音が当たりにくい(;゚ュ゚A゙しばらくリンクメタルで頑張るかな。
カイル 2006/12/18(Mon)20:58:07 編集
» コメントありがとう!
>ソプラノのハイGのフラジオはそんなに難しくないし・・

私にはエラク難しかったがな、というかできなかったが・・・ σ(^◇^;)
しかし山崎さんの言ったこと、一言一句覚えてるんじゃないの・・・ソプラノの試験に出るんだよね(笑)。
ところで、つま先より踵を踏んだ方がいいのかな?
よし試してみよう。
キンケード URL 2006/12/18(Mon)21:21:09 編集
» 無題
フラジオ・・・
自分はソまでしか運指を知らないんです~(;^ω^)
でも、曲でそれ以上使うことがあるかな?と思って練習すらしてません

私も♭Bは、Bまでとはまったく違う音になります。まるで違う楽器のよう。
「ミシミシ」「バリバリ」・・・もっとまろやかな音を出した~い
きんかん 2006/12/18(Mon)23:52:48 編集
» Low-B♭
この最低音は楽曲ではあまり使われませんから、重要視されてませんよね。
ソプラノに限らず、アルト、テナーでも共通の問題で、テナーが最も顕著だそうですよ。
この音を野坊主にバリバリ吹いてると、実力が知れるんだそうです・・・ちょっと、練習しておかないと(笑)。
でもアンブシュアがかなり難したかったなぁ・・・柔らかくすぼめて。
「バリバリ、ミリミリ」→「フォルフォル、ボムボム」てなカンジになると成功(笑)。
キンケード URL 2006/12/19(Tue)05:24:24 編集
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ソプラノ・サックス 2005年2月~
ヤナギサワ S-902 (村雨丸)
好きなアーティスト  ケニー・G 
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