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キンケードはG線上でソプラノ・サックスを吹く。 大丈夫か?     (★注意・・・記事内容を誹謗中傷する者は立入禁止!)
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テニスやサッカーをやってどこが疲れるかといえば、足腰中心に体全体でしょう。
デスクワークなら集中力を中心に脳味噌がしんどくなってくるでしょうか。
とにかく体全体に満遍なくダルさが募る・・・これが通常の疲れです。
ではサックス練習の場合はどうかと申しますと、私の場合、圧倒的に口(アンブシュア)に集中して疲労が訪れます。
他の体の部位は比較的元気、余力を残している場合が多いのに、口が疲れたばっかりに練習を継続できないのは腹立たしいじゃありませんか。
口が疲れて音がめちゃめちゃ、あるいは唇が痛くなって運指練習ができない・・・うーん、困った。
それでは口が疲れても痛くなっても音が出る練習用マウスピースを造ればいいじゃないか・・・とは誰でも一度は考えるでしょう。
これは邪道かもしれないし、画期的な対策かもしれませんね・・・宿題にします。

さてこの所、ラクールの6番7番ばかりやっています。
なぜならメロディーが美しいので、楽しいからでしょうか・・・。
運指は比較的簡単ですし、丁寧さと音色勝負を旗印に、音符と向かい合っております。
オクターブ+レはしっかり息を吹き込んで音を仕上げるものの、そのままの息でド#やド、シを吹くと下品な音になります・・・油断禁物。
オクターブ+ソ辺りは大分ふくよかに音が出ているけど、パームキーのレ辺りの音ががちょっと痩せているでしょうか。
いい音が響いているときの喉は、鶴が天に向かって啼くときのようです・・・これこれ、これを全ての音で、いつも出しなさい・・・って、それができれば苦労はしないぜ (^^ゞ
以前はどういう音色がイケテルのかさっぱり見当がつきませんでしたが、最近やっと朧気ながらですがイメージが掴めてきました。
出せはしないが音のイメージができただけでも進歩じゃないか、などと低次元の自画自賛。
ダメ生徒に教えること1.5年・・・暖簾に腕押しの毎日だった先生に、音色の恩返しをしたい・・・ダメだったら、お歳暮で誤魔化しますぜ(笑)。
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先日のレッスンで先生に頼まれた譜面のパソコン清書依頼には手こずりました。
手書きの部分が多いのと、コピー潰れした原譜のせいで、スキャン認識率が悪いこと悪いこと・・・。
こうなると打ち込み修正作業の嵐となります。
総合譜からサックスのパート譜もこさえて完成、先生にメールで送付。
でも完成してみると充実感がありますね・・・早速MIDI音源で聴いてみる。
「ピンクパンサー」の有名なメロディーに難しいアドリブ譜が・・・ピアノ伴奏も難しいなぁ、これ・・・。
この依頼者は先生の生徒さんの一人、ベルギー人の学生でしょ、たぶん。
ベルギーといえばアドルフ・サックスさんの生誕国でフランス語圏。
彼にアドルフの肖像で使用したピン札を譲ってもらったこともあり、無碍に断れませんでした(笑)・・・感謝をこめて完成させましたよ。
学生さん、ヘンリー・マンシーニ作曲のこの曲を発表会で披露するとみましたね、きっと・・・。
私は未だ決めてません・・・年末の発表会が来春に順延したもんで、のんびりムード・・・いつもこれで尻に火がつくのに、いい加減に懲りなさい、キンケード (^^ゞ。

さて上図は「ラクール#6」の一部分です。
いくつかあるポイントのひとつ、「クレッシェンド→f」の途中にある息継ぎ部分です・・・先生による朱記が見えているあたりをご覧下さい。
先生の指摘なしで吹いた時、ブレスにより完全に流れが途切れてました。
次第に強くなっている途中でそれを維持しつつ息継ぎすればいいわけだ・・・と理屈で理解してもできませんぜ、私には(笑)。
先生のお手本を真似してみるもののダメ、できない・・・先生がおっしゃるにはそれを意識して吹くだけでも、かなり違うらしいですが・・・。

ピアノとかバイオリンは途絶えることなく音が出せるのに、管楽器はどうしたって息継ぎしなくてはいけないし・・・。
息継ぎで演奏が止まるのは、管楽器の宿命か・・・まぁ、バグパイプような管楽器もあるし、ケニーのように循環呼吸すればいいじゃんというのは、詭弁でしょうし・・・。
ブレス・・・奥が深いサックスの演奏技術、みなさんも頑張ってください。
秋を通り越し、冬を予感させる雨の日のレッスン。。。
本日はイケそうな気がしてました、クローゼもラクールも・・・。
しかしそれは錯覚だったのです(しょぼーん)。

レッスンの前の雑談・・・これもレッスンのうち(笑)。
①ヘンリー・マンシーニ「ピンクパンサー」の汚れ譜面 → 「スコアメーカー」にスキャン取り込み依頼を受ける → 喜んでやります。
ちょっと模範演奏してもらい、感動する。
②ついでにヘンリー・マンシーニ代表曲の模範演奏。 曲名忘れた (^^ゞ

フランス人の曲はオシャレですね、酒とカクテルのバーに合う曲・・・いつか私も吹いてみたい・・・いつもながら先生のサックスは素晴らしい!
ベントやサブトーンが随所に効いて大人のムード・・・遊び心たっぷりじゃん。
でもスタンダード曲への挑戦は基礎ができてから・・・これが私の方針です。

さて基礎練習の課題チェックとまいります。
本日のレッスンはクローゼ#2から・・・。
後半部分が前回ダメだったので、後半を中心に吹いてみました。
一回目・・・2,3箇所つっかえる・・・おかしいな、自宅練習では我ながらいい出来だとほくそ笑んでたのに・・・。
2回目に再チャレンジ・・・つっかえる箇所がかえって増えてしまいました・・・どうして、おせーて!
音符を見つめる目と脳の間に一枚ベールがあるような距離感、微妙な現実離れ感覚に見舞われる・・・集中できない何かを感じる・・・あれ変だ変だ。
3回目はさらにミスが・・・本日のクリアは見送られました(残念!)。
う~ん、集中力が枯渇している状態・・・分散力・・・私の造語です。 (^^ゞ
気候のせいか、体調の巡り合わせか、前世の因果か・・・分散力が花盛りでミスが多い日になってしまいました。

かなりショックです・・・自信があっただけに反動が大きい・・・くそっ!
悔しさと自虐の念を引きずったままラクール#5へ・・・。
3拍子(ワルツ)のリズムで吹けてないという指摘を先週受けてますので、テンポを速めにさせてもらって挑戦です。
先ほどのショックを引きずり、ここでも分散力の逆風が吹いてます。
ミスしなくてもいいところで音を間違えたり、ブレスをし損なって途中失速したり・・・。
ちょっと一息ついて再チャレンジ・・・自宅練習の70%・・・これが自己評価です。
それでも先生の評価はOK・・・完璧を要求しているのではなく課題のポイントを掴んでいるかが評価の対象ということです・・・先生、いつもありがとさん(笑)。

つづいて予習していたラクール#6を吹いてみることに・・・。
この6番は今までの中で最も美しいメロディなので、個人的に好きなのです。
途中いくつかある新しいポイントのレクチャーを受けて、来週に持ち越し・・・なんとなくクリアする日の近さを予感しました(殴)。
ラクールの締めは、予習用に先生の模範演奏を録音させてもらうことに・・・ラクール#8です。
7番8番は手間がかかりそうな予感が・・・#6より長期化しそうな課題だなぁ・・・なぜならメロディが美しくないから。

さてボレロです。
あまり練習してません・・・なぜなら飽きたから(笑)・・・それにリズムが難しいので(情けね~)。
先生がおっしゃるには「確かにリズムを掴みにくいけど、ソプラノ用として代表的なクラシック曲なので是非マスターして欲しい」とのことです。
3ヶ月後には他の生徒さんと合奏が予定されてますので、避けて通れません。
いやいやながらも先生と一緒に演奏しました。 (^^ゞ

というわけで、理由はわかりませんが、集中力のない分散力のあるレッスンでした。


3週間もすると、タンポがベタついてきませんか?
石森楽器店のパッド・ライフを使っているのですが、これが使いにくいのですよ(写真左)。
容器先端からの液漏れがひどく、半分はこぼれました(笑)。
またタンポに液を塗るときに皆さんは何を使いますか?
ソプラノの場合、綿棒では大きすぎて隙間に入りません。
そこで今まで私は写真左から2番目トーンホールクリーナー(モール)を使ってましたが、今ひとつ気に入りませんでした。

ノナカのパッド・ガードならいいのに、使いやすそうで・・・といういことで真似することに。
100円ショップにありそうでないもの・・・それは刷毛付きの小分け瓶です。
しょうがないので、マニキュア瓶を使うことにしました(写真中央)。
中身の液を捨てて換わりにパッド・ライフ液を入れれば、パッド・ガードになるんじゃないの・・・中々いいアイデアじゃん。
ところがそうは問屋は卸さない。
マニキュア液がキレイに捨てられないのです・・・シンナーがないとベタついたままの瓶とハケ。

次の手段に変更しました・・・どうせ100円だ、惜しくはないと負け惜しみ (^^ゞ
写真右側にある緑のブラシ群4本セット、これも100円、化粧ブラシ。
そして一番右側にあるブラシはリップブラシ・・・これが一番使いやすいです。
ただ化粧品コーナーをウロウロするオヤジは胡散臭いこと甚だしい(笑)。
よしこれでOK、ベタついてもキレイにしてやるからね、村雨丸。
本日はかねてより感じていた「学習」についてまとめてみました。

ウグイスは産まれたときから、あのような風情のある鳴き方をするのではありません。
上手いウグイスの声を真似て練習するのだそうです。
よくウグイスが梅の木に留まって鳴いているような印象がありますが、あれは「メジロ」でして、通常ウグイスは藪のような灌木帯に潜んでいます。
一匹が鳴くと競うようにあちこちで練習が始めるのですが、面白いことに上手なウグイスがやってくるとピタッと鳴きやむそうです。
なぜかと言えば、上手なウグイスの鳴き声をじっと聴いて学習するからだそうで、そのうち真似して多くのウグイスが鳴き始めます。
そういうわけで、各地域々々で上手なウグイスを筆頭に練習を重ねキレイな鳴き声になるので、当然地域差が生じるわけです。
ウグイスの世界でもなぜか都会のウグイスの方が上手いらしく、田舎に都会のウグイスを放つと、これまた学習のための静寂の後、都会のウグイスに倣って鳴き始めるそうです。
これは都会のウグイスの鳴き声を録音して、現場再生しても同様な学習・練習行動をおこすようです。

ウグイスでさえ練習して上手くなるのですから、人間の場合はさらに練習が必要になりますよね。
「学ぶ」とは「まねぶ」を語源とする言葉です。
人間もウグイスと同様に上手な人の録音再生を聴いて練習する人も多いでしょう。
私もケニーGのCDはそれこそ、毎日のように聴いてますよ・・・なかなか真似できませんけど (^^ゞ

人間の場合はもう「ひとひねり」あります。
この間NHKで新生児(生まれて半年以内)だけにある能力の特集を放送していたましたが、見た人もいるかもしれません。
掻い摘んで要約すると次のようなことでしょうか。

①生まれたての赤ちゃんは、あらゆる言語を聞き分ける能力を持つ。
②その能力は半年を過ぎると急激に下がり、違う分野の能力がアップする。
③生の人間の言葉と、TV画面から話しかけられる言葉では学習効果が違う。
④生の人間に話しかけられた言語のみ、発達する。

③と④が重要です。
もし子供をバイリンガルにしたければ、まわりにいる大人が直接その言語で話しかけて育てる必要があります。
赤ちゃんに一日中CDを流しっぱなしにしておいても、生の人間ではないのでほとんど効果がないそうです。
ここがウグイスと人間の違うところなんですね。
これは音楽にも当てはまるのではないでしょうか・・・私の類推です。
CDを聴かすより、親が楽器を演奏する方が、格段に効果が上がるのではないだろうか・・・。

先日、「モーツァルト生誕250周年番組」を見ましたけど、父親がモーツァルトの姉にピアノを教えている環境で、天才の芽が育っているのがわかりました。
父親も宮廷楽士としてバイオリンを家庭で演奏してますし、新生児のモーツァルトにとっては言語と同じだったでしょう。

私たちがサックスを始めたのは、そんな天才領域を遙かに過ぎて薹が立ち、ウドの大木になった頃です(笑)。
ですがCDだけを聴いて練習するのと、先生の生音を聴いて練習するのでは、赤ちゃんほどではないでしょうが差があると思っております。
レッスンを受けて練習するのと独学との差・・・こう書くと不愉快な思いをされる方もいるかもしれません・・・ご容赦のほどを。
私は田舎の老ウグイスですので、都会のウグイスの声を真似て練習するのが大好きなのです。
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ソプラノ・サックス 2005年2月~
ヤナギサワ S-902 (村雨丸)
好きなアーティスト  ケニー・G 
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