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キンケードはG線上でソプラノ・サックスを吹く。 大丈夫か?     (★注意・・・記事内容を誹謗中傷する者は立入禁止!)
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日曜日は土曜日のレッスンの指摘を噛みしめながら復習します。

①クローゼ#2 3度跳躍の反復練習。
先生の話では、どうも指の動きが大きすぎるらしい・・・特にオクターブキーを操作する左手親指の動きが大きすぎるようです。
私の左横でじっと見てましたから・・・(^^ゞ
繰り返し練習して慣れるしかありませんね・・・と先生も言ってました。
あと運指が怪しいと、腹式呼吸の息が通らなくなる欠点を意識する。

②いよいよ新規練習はビブラートです。
四分音符=50位で一拍に4回、波を入れる練習。
もうひたすら機械的にスムーズにできるようになるまで。
たまに先生にチェックしてもらい、修正点や細かいテクニックはその都度いただくことに・・・。
実践ではしばらく使えそうもありませんが、練習した分ビブラートも上手くなるそうです。
先生によると、最初から上手くビブラートができる人もいるそうです。
私はどうやら、そういうラッキーな人ではないようですね(残念)。

③ラクール#3 強弱記号「p」に釣られて、アンブシュアが弱くならないよう意識する。  アーティキュレーションを正確に。

④右脚ステップで3/4拍子踏んで、運指のリズムで乱れないこと。
「ボレロ」は年末の合奏曲なので、山勘リズムでは困るのです。

②の練習は腹式呼吸の意識練習にもなるのが副産物です。
お腹で支えた息をかけ続けないと、音が途切れますから。

最近気づいたのは、サックスという楽器の特長を挙げるなら、ビブラートが魅惑的にかかる楽器だということです。
ピアノやギターでは、そうはいかないでしょう。 
皆さん、この魅力に魅せられて、サックスを始めるのだと思いますよ。
CDでお気に入りのサックス奏者は皆ビブラート表現が上手い。
ビブラートのないサックスは、気の抜けたビールと同じであり、サックスの魅力の半分にも届かない気がします。
お気に入りの曲がビブラート入りで吹けるようになるまで、辛抱強く続けること・・・そしてビブラートが自然に聞こえるまで、人に聴かせようなんて色気は持たないこと。
決めたもんね(キッパリ)。

せっかく始めたソプラノサックス・・・いやらしくてキモイのは御免蒙りますけど、セクシーなビブラート表現で吹きたいもんです。
ビブラートには、その人のセンス、人柄が如実に表れるようで、考えようによっては怖いことです。 
毛ボさんと同じ目標、サックスの音色で娘を酔わすわよ~ん(笑)。
私の演奏スタイルとルックスで娘を笑わせるわよ~ん(泣)。
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本日のレッスン内容をお知らせします。 例によってヨレヨレでした (^^ゞ
まず雑談で3週間後に先生の後輩の音楽会が・・・。
なんと日本で2台しかないバスサックス(?)を見ることができるそうです。
これは万難を排して見に行かなくては・・・そして写真に撮って皆さんにお見せしなくては・・・使命感に燃えました。

ではレッスン開始。
クローゼ#2、まだイケてないので辞退しましたが、中間チェックということで吹くことに・・・。
やはり自宅練習より、つっかえることが多く、まだまだですね。
先生の評価は「指に気を取られて、息が通っていない。 だが音程は悪くない」とのこと。
クローゼ#1のことを思えば、まずまずでしょうか。
指が慣れて、息が通るまで引き続き毎日練習しましょう。

次にラクール#3、一通り吹いてみる・・・強弱記号pでアンブシュアまでpになり音程が緩む、と指摘されました。
そうなんですよ、リズムが遅くなると指の上げ下ろし動作まで、付き合って遅くなるしね、音を弱くすると口まで緩くなる・・・付き合いもほどほどにしましょう(笑)。
「でも前回より大分いいです」・・・おお、優しい先生だ、見え見えのヨイショだが、それでも私にはうれしい・・・救われる思い。

さてここで新たな課題が・・・ビブラートです。
すぐに使えなくてもいいから、機械的にビブラート練習をするように沙汰がありました。
大げさに「ワウワウ」していいそうです(以後WOWOW)。 ちょっと恥ずかしい音ですが・・・。 須川展也「うまくなろう!サクソフォーン」のビブラート練習法に沿ってやりましょうかね。
ビブラートは普段よりもっと息を吹き込む意識をしないとダメだそうです。
よし3ヶ月後、初ビブラートによるラクールに挑戦できるように毎日WOWOW練習をします。 
まずは機械的にWOWOWできるようになるまでを第一目標にロックオン。
この辺りで慣れないWOWOWの動作に脳がパニクリ始めました。

次は課題曲のボレロです。
今回は電子式メトロノーム特訓で、多少自信あり。
先生からも「先週より安心して聞けますね」ですと(ホホホホ~)。
ですが運命の神様が笑っていたのもここまで、でした。
「ちょっと右脚の3拍子の刻みが、時々変ですね」と先生の指摘が・・・なになに、そんなバカな。
運指で16分音符を刻んでカウントしているとき、釣られて足の三拍打ちがバタバタします・・・これは今まで気がつきませんでした。
よく見てますね、先生!
それでは足の三拍打ちに注意して、吹き始めると・・・あれ、吹けない、吹けないところがある、運指を間違える、どうして、教せ~て(笑)。
足を止めると吹ける・・・ありゃま、手足が連動していません。
足の動きと手の動きが、人生51年で初めての連動パターンに突入したようです。 
もう自分の体でないような隔靴掻痒のもどかしさ・・・脳が死後硬直(?)・・・新たなシナプスを脳に通さなくては・・・脳みそがウニになる時のような悲鳴が(笑)。

本日も日常的脳が破壊されました。 脳がヘロヘロ、ボロボロです。
昨晩あんまり寝てないし・・・。
レッスン後、楽器をかたづけ立ち上がろうとした時、ケースのパチン錠を締めていないことを先生に指摘される・・・危ない危ない、もう少しでガラガラガッシャーンするところだったぜ。
教室を辞して10mほど歩いたら、「キンケードさん、ストラップ、ストラップ!」と再び先生の声が・・・忘れ物、どうかしてるぜ、キンケード (^^ゞ
「帰り、車に気をつけてくださいね」と先生が笑っていました。
あ~、疲れた(笑)。


私の練習アイテムでメトロノームは、ゼンマイ振り子式のウィットナーです。
ロングトーンやエチュードでは問題なく使えるのですが、課題曲「ボレロ」ではどうもリズムが取りづらいのです。
何度やってもリズム音痴、もうほとんどカンで吹いているようなもの・・・。

そこで電子式メトロノームBOSS (ボス) DB-30を使うことに・・・。
まずBEATを3に(3拍子)にしまして、リズムを16分音符×4にします。
こうすると1拍が4つ刻みで音が鳴るようになり、「ボレロ」の最小音符単位で満たされるようになります。
タタタ、タタタ、タタタ、タタタ、タタタ・・・・ こんな感じ。
こうしてみて初めて、リズムの基礎体温を感じることができました。
なんで早くこうしなかったのでしょうか。 はい、私がバカだからです・・・(^^ゞ

昔からあるゼンマイ振り子式は、コチコチ音に癒されるので、好きなんですよ。
しばらくするとゼンマイが切れて、巻き直さなければいけませんが、それもまたよし・・・夢中になったテレビで、CMをチャンスにトイレに行くようなもんです(笑)。
自然に区切りがついて、仕切りなおせますから・・・。
ですが今回は電子式の良さを再認識いたしました。
明日のレッスンはビシッと行くぞ~。 先生、驚くな~・・・なんてね。
まっ、大したことないんですけどね・・(^^ゞ
今日は湿度が下がって、秋を感じる空気になりました。
最近読んで面白かった本を紹介します。

①「孫子」の読み方   山本七平  日経ビジネス文庫
②マキアヴェッリ語録  塩野七生  新潮文庫
③ユダヤ教vsキリスト教vsイスラム教  一条真也  だいわ文庫

①②はオヤジの定番です(笑)。
長く生きていると、色々失敗したり失ったりすることが増えます。
①②を読んでいると、痛切に思い当たることが多いのです。
②マキアベリ語録は君主論、帝王学と言われています。
しかし私はマキアベリが母国ローマ帝国の興亡から、これだけの真理を抽出した慧眼の方に驚かされるのです。
歴史から学ぶとは、こういう事をいうのでしょう。
できれば「ローマ人の物語」を読んでいると、さらに理解が深まります。
山本七平さんも塩野七生さんも好きな作家です。 偶然にも名前に「七」がつく二人の本です。

③は中東問題のルーツを探るための本です。
旧約聖書を母体とする、兄弟宗教といえる3宗教の違いを知るのに都合がよい本といえるでしょう。
ヤナギサワのサクソフォーンには、銅成分の多いブロンズ材が使われているシリーズがあります。
テナーだとT-902、アルトだとA-902、ソプラノだとS-902、というように、末番に2が付きます。 
そして材料が特殊な分だけ値段も少し高いのです。
ブロンズでない通常の真鍮材のサックス、T-901Ⅱ,A-901Ⅱ,S-901Ⅱとの価格差を見てみましょう。

テナー  T-902  ¥26,250-    (いずれも定価ベース)
アルト  A-902  ¥31,500-
ソプラノ S-902  ¥94,500-

テナーが最も価格差が小さく、¥26,250-ですが、アルト、ソプラノになるに従い、価格差が大きくなります。 ソプラノに至っては、ほぼ10万円じゃないの(笑)。
なんで? これが以前から私の胸にわだかまっていた謎であります。

単なる材料の違いだけだったら、似たような価格差になるはずですよね。
そうではないところを見ると、仕様が違うのでしょうか?

テナー  T-902  右手バランスキーぶれ止め機構 ニードルスプリング
アルト  A-902  同上
ソプラノ S-902  サムの魔法使い

以上がカタログ上で、901Ⅱにプラスされた仕様です。
こうしてみると、テナーとアルトは全く同じ仕様アップです。
材料費の違いと仕様アップによる価格差が3万円くらい・・・妥当ですね。
ソプラノの「サムの魔法使い」とは、金属製のサムフックとサムレストで、樹脂製のものより¥16,800-高くなります。

テナーとアルトの微妙な価格差が気になる方もいらっしゃるでしょうが、私はS-902所有者ですから、ソプラノに限って言及させていただきます(笑)。
ソプラノのブロンズ・・・・・・ちょっと値段設定が高くない? (^^ゞ
ブロンズ・仕様アップとして¥32,000- 「サムの魔法使い」代として¥16,800- 
合計 ¥48,800- このくらいの価格アップが妥当な線じゃないか、と思いませんか?

私は奇しくもS-901ⅡからS-902に買い換えた、ヤナギサワ党です。
ただし残念ながら、同時に手にしていたのは、たった半日だったんですよ。
今思えば、しげしげと両者を観察・比較しておけばよかったのに・・・・。
私のおぼろげな記憶によると以下のような差があったようです。
①キーメカニズムが少し違う。
②座金の溶接方法が少し違うような (ちょっと怪しい)
③引き上げ音孔の採用(2004年製の901Ⅱはロウ付け)

S-902の方にカタログ仕様では表せない機能アップが盛り込まれているのは確かでしょう。 それは認めます。
それを勘案して百歩譲ったとしても、まだ高いように思えます(笑)。

ある日、布団の中でふと思いついたことがあります。
ひょっとして、S-902が高いのではなくて、S-901Ⅱの方が安いのではないだろうかと・・・。
ヤナギサワのS-901ⅡはヤマハのYSS-475より少し高いですが、本来はもっと価格差がつく原価なのではなかろうかと・・・。
いくら自社の製品に絶対の自信があるヤナギサワの営業といえども、はたと考えたのではなかろうか・・・それも駅前の居酒屋で(笑)。
ライバルのヤマハとあまり値段が違うようだと、戦略的にまずい。
ちょっと粗利益は減るが、ソプラノの敷居を下げておこうかと、ちょっとホロ酔い加減で決めた可能性も無くはない(笑)。

こうしてみると、S-901Ⅱは大変お買い得な一品といえるのではないでしょうか。
私の理屈なら、ヤナギサワはS-901Ⅱを出血覚悟の目玉商品にしているのですから・・・売れてもあまり儲からないはずなのです。
私はS-901Ⅱがイヤで買い換えた訳ではありません。
901Ⅱを通販で購入したこともあり、自分の使う楽器を先生に選定して欲しかったのが一番の理由だったのです。
どうせ買い直すならバラード向きのブロンズをと、上位機種に矛先が向いたのも自然の成行きと言えるでしょう。
最初から先生と一緒に、5本くらいの中から試奏して選んでいたら、もうそれはそれはお気に入りのS-901Ⅱを手に入れていたかもしれません。

まあ、今の私はS-902が大変気に入り、一生ものとして大切にしていくつもりです。
全体の響き、全体の剛性、は確かに上ですし、問題は私自身の技量が楽器に追いついていないことくらいですから・・・(^^ゞ
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ソプラノ・サックス 2005年2月~
ヤナギサワ S-902 (村雨丸)
好きなアーティスト  ケニー・G 
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