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キンケードはG線上でソプラノ・サックスを吹く。 大丈夫か?     (★注意・・・記事内容を誹謗中傷する者は立入禁止!)
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まずはY○u Tube で映像を見ていただきましょう。
「白い色は恋人の色」 歌うのは「ベッツィー&クリス」というアメリカ人娘二人。
綺麗なデュエットでしょ?

この曲は38年前、私が中学2年生の時ヒットした曲です。
45歳以上の人でないとリアルな歌をご存知ないのでは・・・・その頃歌謡曲番組で日本人といえば、「三田明」とかの時代ですから(笑)。
ニキビなんかできちゃって異性を意識しはじめた私、もう鮮烈に焼き付いたデュオでした。
光陰矢の如し、ベッツィーが母親になって娘と歌うバージョンもありますよ。

なんでこんな曲を持ち出してノスタルジーに浸ってるのと怪訝な顔の皆さん、まあまあ落ち着いて。
来年年明けに教室主催のサックス発表会が予定されてまして、それ用のソプラノ・デュエットを探している最中なのです。
そこにこの曲が引っ掛かったというわけなんです・・・・俺ってロマンティストだよなぁ、顔はテロリストだけど (^◇^;)
場所はまた例のケーキ屋さんだというので、プロデューサー・キンケードは考えました。
今回はサックス部門のみの発表会となるそうで、まじめな曲が多くエントリーされるでしょう。
ケーキ屋さんはホールじゃないんだから、エンターテインメント性が欲しい。
そこでソプラノ・デュエットで懐かしの歌謡曲なんていいじゃないの・・・・ちょっと胸キュンの雰囲気があってこの曲ならピッタンコだと思うのです。
同系列でシモンズ、「恋人もいないのに」もありましたね。

ということで10月~12月はこの曲をレッスンに取り入れて練習する予定です。
楽譜を取り寄せて、ソプラノ・デュエット用に編曲もする必要あり。
そんな人はいないと思いますが、私よりも先に音源公開したりしたら怒りますよ(笑)。
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ここのところ、んまー暑い・・・40℃を越えてるじゃないですか・・・もう日本じゃないよこの列島は。
家の猫もヘロヘロ状態でぐったりしております・・・毛皮なんて着てるからでしょ(笑)。
サックスの練習場所は閉めきり状態の納戸なので夏は地獄です。
毛皮を着ていようが上半身裸だろうが関係なし・・・10分ほど吹くとクーラー部屋で体を冷やす、この繰り返し。

たまには「楽典」でも読んでみるか。
クーラーの効いた部屋から出る気がしなくなって、練習しない後ろめたさを楽典で誤魔化すことにしたのです。

①純正率と十二平均率
ふむー、私のピッチが微妙にズレるのは平均率のせいだよな絶対、などととんでもない自己正当化をしてみたり (^^ゞ
先生とデュエットでハモるときは耳がすべてだなぁ と言い聞かせたり・・。
②ハ音記号
はじめて知りました(恥)、ト音とへ音だけじゃないの?
こんなのあったのか・・・まあいいや、パス、次行ってみよう(笑)。
③音程における完全・長・短などの種類
長3度とか減3度とか・・・これが苦手なのじゃよ、拙者は。
「幹音と幹音によってできる音程は、すべての音程の基礎として特に重要であり、また種類も限られているので、記憶することは容易である」・・・ホントかね?
・・・CE、FA,GHの3度は長3度であり、他は全部短3度である・・・ばっかもん、これのどこが容易なんだよ、イメージできねー(汗)。
・・・FHの4度だけが増4度であり、他は全部完全4度である・・・え~と、完全4度ってなんだっけ、と過去のページを見直してみる(滝汗)。
「学習者は、以上示した幹音どうしによる各度の音程を、確実に記憶しなければならない」・・・あんだって?記憶しろだと、ご冗談でしょ(濁流汗)。

オジサンの脳は楽典によりズタボロに疲労させられ、この時点で脳細胞が全休符・・・よだれを垂らして寝てしまいました(バカ)。
またいつか暑い夏の日、クーラーの効いた部屋で気が向いたらこの続きに挑戦してみるかもしれません。
そのときまで「楽典」君よ、さようなら。  
イギリスのタレント発掘番組は有名で、ご存知の皆さんも多いことでしょう。
自薦他薦にかかわらずイギリス全土から集まる「のど自慢」の参加者たち。
参加者のパフォーマンスにコメントや合否判定を付ける3人の審査員がいて、その辛辣な評価メッセージがこれまた有名。

多くの参加者は一口で言って「下手」なのですが、ごく希にダイアモンドの原石のような素人さんが登場します。
その中にはプロになる人もいるのだから、世の中面白いですね。

この映像を見てください。
中央の「Y○u Tube」です。
日本語の解説記事にあるように、風采の上がらない男が登場します。
会場の誰もが期待していなかったこの男の人が、聴衆の魂を揺さぶるテノールの持ち主だったとは・・・。
これは感動ものの映像で何度も繰り返し見ましたよ。
いつのまにか、彼と自分が重なって来てしまって、妄想の世界に入る私(笑)。

ショボイ中年男(私)が、無骨な感じでソプラノサックスを手にするわけですよ。
会場にいる人は、私に全く期待してません。
人に聴かせるなんて十年早いと思われる初心者が、己の実力を勘違いして出場したんだろうな・・・と冷やかに予想しているようです。
ですがソプラノサックスから出た初めの音が会場の猜疑心に水を打ちます。
うん? いいかも・・・。
4小節くらい吹くと猜疑心は驚きと期待に変わります。
8小節くらい吹くとソプラノサックスの音色は完全に聴衆を魅了していて、
吹き終わるとスタンディングオベーション・・・ダメ? こんな妄想(殴)

「Y○u Tube」のメニューに6歳の少女の歌も登録されてますので、それもついでに見てください。
これも聴衆を虜にしてしまう映像ですよ。
これらを見ていると、人を感動させる音楽とはテクニックなどではないとわかります。
では一体なんなのか・・・ちょっと考えてみませんか(笑)。

また下のほうに関連記事が紹介されていまして、その中に
「死刑執行直前に吹いた縦笛演奏で死刑を免れた少年」の話があります。
映像はありませんが、よほど見事な腕前の持ち主だったのでしょう。
私が同じことをしたなら、かえって逆効果で絞首刑のあとに銃殺刑オプションが追加されたりして・・・。
「キンケードは二度死ね」  (^^ゞ
三味線の「吉田兄弟」をご存知の方もいらっしゃると思います。
古典の基礎が現代風のアレンジを支えていて、ぞくっとするほど訴えてくる三味線の音色が好きです。
日本の古典楽器をマスターして、堂々と世界に知らしめている若者はカッコイイ!!
そんな若者に新たな2人組がデビューしたようなので、ビデオに撮って見てみました。
今度は三味線と尺八のコラボです。 グループ名は「秀々(ひでひで)」といいます。
吉田兄弟と同様、演奏技術はトップクラスだからできる現代風アレンジで世界に羽ばたく日も近いでしょう。

私としてはやはり気になるのは尺八の方です。
あんなぶっきらぼうな竹筒から、よく様々な音色表現が可能だなあと感心する一方、例によってアンブシュアとか息の入れ方、運指をまじまじと見てしまうんですよ(笑)。
サックスも尺八もプロになるような人の息の入れ方は力強いですね。
尺八の初心者練習もロングトーンとかスケールなのかな・・・尺八のアルペジオとかあるんだろうか(笑)。

尺八とソプラノ・サックスを比較すると、やはり構造的な違いに文化の違いを発見できます。
日本は自然材料に最低限の加工を施したもの・・・かなり練習しないとまともに音が出ない。
西洋はメカを駆使してハード面の文化を誇示・・・音は誰でもそこそこ出る。
私はこれを見てると、ある似た例を思い出すのです。
罪人を捕縛する道具の比較です。
日本は単なる紐なんですが、紐の結び方は用途により何種類もあり、外国人が舌を巻くほどの巧緻を極めています。
一升瓶2本を固定するための紐の使い方、柳行李を縛るための紐の使い方を見て外国人が驚いたそうです・・・つくづく日本人の祖先は頭がいいと思います。
罪人を文字通りお縄にする結び方も、そのために考案されています。
それに対して欧米は「手錠」というハードを発明しました。
和のソフトに対して洋のハードという図式でしょうか。

ま、そんなことを感心しているヒマがあったらソプラノの練習をしなさいとおしかりを受けそうですが・・・ (^^ゞ
現在ラクールの10番を毎日15分でも吹くようにしております。
跳躍が多いものの、クローゼの2番に比べれば楽でしょう・・・と言いつつ、よくつっかえますが(笑)。
問題はスタッカートですね。
テンポは ♪=114×2 世間体ではそこそこ早いというところでしょうが、私にはヤバイ早さです。
指が回ってきても、息とタンギングと運指がずれてくるのです。 (^^ゞ
上手く構成されてますよラクールは・・・・毎回新しいテーマが出てくるので、それを逃げずにクリアしていけば必要なテクニックをおさらいできる手筈が整っているわけです。
さあ今週の土曜日までに中間チェック程度に仕上げないとマズイです。
クリアは3回後のレッスンの頃にできたらいいなと、皮算用を立ててますがどうなることやら怪しいもんです(笑)。
正月恒例の箱根駅伝を見ていた方も多いでしょう。
ただ走るだけの映像なのに、なぜ見続けてしまうのか疑問に感じる方も多いでしょう。
人間の最高時速は100mを10秒で走ったとしても、たかだか時速36km/hでしかなく、チータとまでいかなくともイノシシにさえ短距離では追い抜かれてしまいます。
哺乳類の中では圧倒的に鈍足の種、ヒトが一つだけ他の哺乳類より優れている走行性能があります
意外に知られていないのですが、それは「持久走」です。
40kmもあのスピードで走り続けられる動物は他にいないそうです。
短距離では距離を離されても、ヒトは辛抱強く追い続けることができ、疲れ果てた獲物を集団で仕留めるのが得意なんだそうです。
現にアフリカ大陸ではそのような長期戦の狩りが、今でも行われているのはご存知だと思います。
我々は進化で得た特長を発揮するときに、快感を得るのではないだろうか・・・名付けて「遺伝子の自己陶酔」 (^^ゞ
駅伝を見ていると遺伝子からのお呼びがかかるんでしょうね(笑)。

似たようなことなんですが、カラオケボックスで歌を思いっきり歌った次の日など、ストレス発散でスッキリなんて経験はありませんか?
サックスも音を出しているだけで、楽しいことがありますよね。
この声を出す、音程が付けられる・・・これも人類が勝ち取った進化なのです。
この進化を高らかに歌い、吹くと「遺伝子の自己陶酔」が起きて、快感をもたらす・・・具体的にはドーパミンともβエンドルフィンともいわれる快楽をもたらす脳内神経伝達物質が分泌されるのです。
直接の祖先ではないそうですが「ネアンデルタール人」は人類と外見上はそう変わらないそうです。
スーツを着せて、駅のホームに立っているだけならサラリーマンと見紛うばかりです(特に子供は)。
解剖上は気管支から口蓋にいたる部分が5cmほど長くなり声帯と共鳴室が発達しただけだとか・・・ですがその差は劇的な現象としてあらわれました。
人類は巧みに母音子音を織り交ぜて、更に音色の高低まで駆使して「会話」する能力を獲得したわけですね。
よって歌やサックスが楽しいのは当然の理屈になりませんか。
「音楽は神が人類に与えたもうた快楽である」と誰かが言ってました。
ケニーGは「あなたにとってサックスとはなんですか?」というテレビアナウンサーの問いに答えて実に明快な一言、
「私の声です」と喝破していました・・・ケニー、いいこと言うねと感動しましたけど(笑)。

私たちが頼まれもしないのに、こんな真鍮の管を咥えてはしゃいでいるのは、DNAの所産というわけです(笑)。
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ソプラノ・サックス 2005年2月~
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