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キンケードはG線上でソプラノ・サックスを吹く。 大丈夫か?     (★注意・・・記事内容を誹謗中傷する者は立入禁止!)
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残暑の中、レッスンに向かう15分間でもう既に疲れてしまう私。
街はしめ縄+提灯が設置され、夏祭りモード全開です。
本日は練習も準備も十分ではなかったので、雑談中心のレッスンになりそう。
この界隈は最近世間を騒がせた「ストーカー警察官の拳銃射殺事件」に関連した店や住居や派出所に隣接した地域でして、自然とその話になりました。
私を職務質問した警察官とストーカー警察官はどちらも地域係であり、上司は一緒じゃないかな?とか、キンケードは射殺されなくてラッキーだったね、とかほとんどワイドショーねたを挨拶がわりに楽器の準備をいたしました。

雑談の流れで、教室に音大(卒業生)の生徒さんのソプラノ・サックスがあることが判明。
先生にお願いして試奏させていただくことにしました。
機種はヤナギサワ S-992PGP 定価で82万円でございます(驚)。
購入して3,4年経つものの外観のピンクゴールドは新品同様。
ストレートネックを付けて吹かせていただきました。
ふむふむシルバーソニックより音は出しやすいですね。
でも私のS-902よりはしっとりと重い吹奏感。
低音に素材の良さを感じます。
私の結論はヤナギサワならどれもいいじゃん、というあまりにも大雑把なものになりまして、ご不満な方もいらっしゃるかもしれません(笑)。

価格差を考えると、私はS-902で十分ではないかと・・・。
セカンドソプラノはS-902Sがいいかなやっぱり、現時点ではそのように総括しております。

レッスンは先生のお手本ラクール25番を録音させていただいて、私自身のチェックはパスということに・・・。
25番あたりになりますと、さすがの先生も初見ではチロっとミスが出たりするのですね。
先生に自己申告されなければ、私は全く気がつかなかったのですが・・・。
ふーむ、先生でも間違うことがあるのだと、ちょっとうれしくなったりして (^^ゞ
そのあとサックス四重奏のソプラノパートとアルトパートを少しハモってみたりして、本日のレッスンは終了いたしました。
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いきなりボヤくキンケード。
①ラクール最近ツライんだよなー、合格ラインまでなかなか上達しないし・・・。
②U-22サッカー弱いよ、オリンピック出場できんのか?
③枝毛をいじりながら、人の話を聞くなよなー、女性社員(笑)。

さて多少スッキリいたしましたので、本題にまいりましょう。
☆ソプラノ・サックスを吹けるようになる+ラクールで上達する☆
この目標はブレてませんが、練習したくないときもあります。
今がそうなんですよ。
練習を2日以上さぼると、これまでまがりなりにも積み上げてきたスキルがズリ落ちるのではないか・・・この恐怖感で仕方なく練習するのですが。

こういうときは目先を変えてみるのが、私の常套手段。
サムフックを交換して目先を変えたばかりじゃないかとツッコミを入れる方もいらっしゃるでしょう・・・ごもっともです。
サムフック交換の御利益は昨日で切れてます(笑)。
今日はマウスピースを替えてみました(写真参照)。

これまでマッピは15種類ほど試してきました。
色々試したもののどういうわけかセルマーしか長続きしません。
セルマーはやはり吹きやすい。
左からS90、スーパーセッションE、クラシックメタルC☆
私のお気に入りはセルマーばかり。

SSはジャズ系MPだけどさすがはセルマー、吹きやすいですね。
オープニングEなら、S90の延長線上で吹けまっせ。
クラシックメタルはレッスンで使っていたこともありました。

久しぶりに吹き比べてみると・・・やはりS90-170が一番よいですね。
吹きやすいし楽チン・・・今の所このMPに勝るモノなし。


ヤナギサワのアクセサリー・ラインナップに「サムの魔法使い」という商品があります。
サムフックとサムレストをペアで交換すると音質が向上するというもの。
ヤナギサワのサックス・ラインナップでも、901系はプラスチック樹脂製なので購入後、これに交換する選択肢があります。

先生のソプラノサックスは上級機種S-9930ですが、初期型なのでサムフックとサムレストが樹脂製でした(現行品は金属製)。
先日、先生の手元に3種類のサムフックがありました(サムレストは無し)。
①サムの魔法使い 市販品 ブロンズ+ラッカー製
②サムの魔法使い 試作品 謎の金属+謎の仕上げ製
③木製      生徒さん手作り

③はウイン○ブロスオリジナルにあるような木製でして、器用な生徒さんが自分で作ったもの。
それもウイン○ブロスが売り出す前に作っていたのが素晴らしい。
今思えば先に売り出していればよかったのにと残念ですが・・・。
今回③は使いません。
②は秘密のルートで先生が入手(モニター)したもので、現時点では詳細に触れることができないことをご了承願います。

先生は樹脂製のサムフックから①に付け替え、さらに②に付け替え吹き比べてみたのです。
樹脂製から金属製に換えると音質が大きく変るんですね。
先生はすっかり気に入って金属製に付け替えました。
①と②では差があるのでしょうか。
金属の材質は違いますが形状は全く同じ・・・似たようなものだろう。
これが私の予想でした。
先生は①でピアソラの曲を吹いたあと、すばやく②に交換し同じ曲を吹いたのです。
お、おお、おおお、違う。
左横で聴いている私にもはっきり区別できるその音色。
②(謎の試作品)の方が音がしっとりしていて緻密な感じでした。
これは吹いている先生自身の方が、さらにくっきりと両者の差を感じることができたようです。
正直言って、驚きでした。
サムフックを交換する・・・これだけのことで大きく変るものなのか。
今回はサムフックだけの交換だったけれど、サムレストも含めて交換したら激変するのではないでしょうか。

半年くらい前だったかanne さんのアルト「ヤナギサワ A-902」のサムフック+サムレストを「サムの魔法使い」に交換した時の様子をブログに載せていましたね、ご存知の方もいるかもしれません。
anneさんの印象も「大きく変った」という内容になっていたような気がします。
そのとき私は次の理由であまり興味がなく、サムフックを換えてみようなどとは考えていなかったのです。
★Sー902は最初から「サムの魔法使い」が標準装備で付いているから。
ただし材質は真鍮製+ラッカー なので、市販の「サムの魔法使い」とは微妙に材質と仕上げが異なります。
そうは言ってもほぼ似たようなものだろう・・・そう決めてかかっていたのです。

先生の手元に①のブロンズ製が残りました。
以前から先生に「キンケードさん、よかったら使ってみない?」と打診されてたのですが、上記の理由で遠慮していたのです。
交換しても変らないだろうと決めつけて・・・。
しかし今日は先生の交換後の音色を聞いて、試してみる価値はあると直感いたしまして、お借りすることにいたしました。

レッスンが終わって帰宅するやいなや、サムフックを標準装備の真鍮製からブロンズ製に交換することにしました(写真参照)。
形状や刻印、ラッカー仕上げは同一、材質のみ異なる2種類のサムフック。
まず従来品で吹いて感触を忘れないうちにブロンズ製に交換して吹いてみました。
ちょっと吹いてみた感じは変らないな・・・うん待てよ。
右手側のキーの音が違う、違うぞ。
音の隙間を埋めるようなしっとり感が加味されている。
左手側はほとんど変らないけど、右手側の音色のみ変化することなんてあるのか・・・。
先生に報告すると「今回はサムフックだけでしたが、サムレストを換えると左手キーの音も変るかも知れませんね」との返事が・・・。
そうかも知れない。
サムフック交換の効果は私の場合下半分だけだったのです。
特にBやB♭などの低音域が気持ちよく鳴ります。
この鳴りやすさだけでもサックスに触る時間が増えるというもの。

一時の興奮が静まったところで、もう一度事実関係を振り返ることにしました。
確かに低音部の音色と吹きやすさが向上した。
だが変更したのはサムフックの材質のみではないか・・・それだけの差だけでこれだけの変化を呼び起こすものなのか。
いつもはドラマなど見ないのに「女帝」なんぞにはまってしまった私の体調がおかしいからではないのか (^^ゞ
ひょっとするとサムフックの取り付け位置のせいかもしれない。
ネジを緩めて色んなポジションを試してみましたが、ポジションのせいではないようです。
それなら真鍮とブロンズの重量の違い、剛性の違い、固有振動数の違いだけ・・・あったとしても僅かでしょう。
重くなれば低振動側に振れやすくなる傾向になりますが、数g程度の差のはず(計量器がないので不明)。
それなのに予想を覆す音色の差・・・サックスは奥が深い。
実に奥が深いじゃないですか。
もっと材質や形状を変えれば、さらなる音色や吹きやすさの組合わせも生まれることでしょう。

リガチャーを色々購入して、その差を楽しんだときもありました。
リガチャーの時は音色や吹奏感が変化するだろうことは容易に受け入れられたんですが・・・。
サムフック一つとってもサックスは進化・変化する楽器なんですね。
連日の酷暑でしたが、今日は少し涼しくなりました。
2週間ぶりのレッスンです。
ラクール20番、21番を中心にじっくり練習していまして、私には珍しく自宅ではノーミスで吹けるようになっていました。
早速先生の前で成果を聴いてもらうことに・・・。
20番は途中で運指がプルッとミスりましたがまずまずでしょうか。
先生からの評価はリズムもしっかり取れていたし、FやPの強弱表現ができていたので合格だそうです、えかったのう(笑)。

フロントFキーについての話やHigh-Gの出し方で盛り上がったあと、ラクール21番を披露。
これもじっくり練習しましたので自信はあったのですが、途中運指ミスが2個所あり、先生の前ではノーミスとはいきませんでした。
再トライさせてもらうと先ほどよりは滑らかになり、これも合格をいただきました。
1日で2曲合格は初めての経験でして、心地よい達成感を得ることができました。
21番は私の苦手な跳躍系スタッカートであり、過去に同様の10番で手こずっています。
先生もそれはご存知で「練習すればできるようになるんですね」としみじみとおっしゃってました(笑)。
そういうもんじゃい、 <(`^´)>エッヘン。

次の22番は自宅でさらっと試しただけですが、確認のため2,3小節を吹いてみなさいということで、恐る恐る吹いてみました。


#が3個だし臨時記号もありますし、運指がネックでしょうか。
ですが先生のチェックポイントは何かといえば、そのリズムだったのです。


22番を吹くと10人中8人は、図中「2」のようなスイングっぽくなるそうです。
私もまさしくそれでした(笑)。
これでも悪くないような気がしますが、楽譜通り吹くという意味ではダメ。
「1」のリズムを分解すれば「3」のようになりますね。
このように吹いているつもりでも大多数の人が「2」になってしまうということで、22番の壁は高いらしいのです。
正直なところ「2」で吹いた方が楽しいですよ、それに楽ですし、これでいいじゃん(笑)。
しかしエチュードは本来「苦手なパターンを発見・克服する」ためのもの。
このリズムは今の私にとって苦手に間違いありません。
「3」のリズムで吹ききれる人は10人中2名くらい・・・自分はできていると思っている方でもダメな場合が多いらしいです。

先生の話ではこのリズムをしっかりアピールするためには、「4」のつもりで吹く必要があるそうです。
こう吹ける人は10人中0.5人くらいかも知れません。
このエチュードのキモはこのリズムで吹けるか否か・・・これにかかっています。

とてもじゃないが1週間ではさらいきれません。
20番を過ぎて難易度が上がっているし、2週間あけてレッスンを受けたい気持ちは先生にも伝えてありますが、どうするか・・・。
最近、私のストレスの温床はここだと認識しております。
すると先生からの提案で、ラクールのチェックは毎週ではなく私の申告制に変更しましょうかと・・・。
そしてアンサンブル(デュエット含む)練習を合間に挟んでいきましょうと・・・。
ふむふむ・・・。
ラクールの自宅練習は今までのペースで進めるけれど、上達に時間がかかるので、私が区切りのいいところで先生のチェックを要請する形をとることになります。
そういうことなら多少気持ちが楽ですね。
アンサンブルの楽譜をいただきまして、本日のレッスンは終了いたしました。


ここのところ、んまー暑い・・・40℃を越えてるじゃないですか・・・もう日本じゃないよこの列島は。
家の猫もヘロヘロ状態でぐったりしております・・・毛皮なんて着てるからでしょ(笑)。
サックスの練習場所は閉めきり状態の納戸なので夏は地獄です。
毛皮を着ていようが上半身裸だろうが関係なし・・・10分ほど吹くとクーラー部屋で体を冷やす、この繰り返し。

たまには「楽典」でも読んでみるか。
クーラーの効いた部屋から出る気がしなくなって、練習しない後ろめたさを楽典で誤魔化すことにしたのです。

①純正率と十二平均率
ふむー、私のピッチが微妙にズレるのは平均率のせいだよな絶対、などととんでもない自己正当化をしてみたり (^^ゞ
先生とデュエットでハモるときは耳がすべてだなぁ と言い聞かせたり・・。
②ハ音記号
はじめて知りました(恥)、ト音とへ音だけじゃないの?
こんなのあったのか・・・まあいいや、パス、次行ってみよう(笑)。
③音程における完全・長・短などの種類
長3度とか減3度とか・・・これが苦手なのじゃよ、拙者は。
「幹音と幹音によってできる音程は、すべての音程の基礎として特に重要であり、また種類も限られているので、記憶することは容易である」・・・ホントかね?
・・・CE、FA,GHの3度は長3度であり、他は全部短3度である・・・ばっかもん、これのどこが容易なんだよ、イメージできねー(汗)。
・・・FHの4度だけが増4度であり、他は全部完全4度である・・・え~と、完全4度ってなんだっけ、と過去のページを見直してみる(滝汗)。
「学習者は、以上示した幹音どうしによる各度の音程を、確実に記憶しなければならない」・・・あんだって?記憶しろだと、ご冗談でしょ(濁流汗)。

オジサンの脳は楽典によりズタボロに疲労させられ、この時点で脳細胞が全休符・・・よだれを垂らして寝てしまいました(バカ)。
またいつか暑い夏の日、クーラーの効いた部屋で気が向いたらこの続きに挑戦してみるかもしれません。
そのときまで「楽典」君よ、さようなら。  
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