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キンケードはG線上でソプラノ・サックスを吹く。 大丈夫か?     (★注意・・・記事内容を誹謗中傷する者は立入禁止!)
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イギリスのタレント発掘番組は有名で、ご存知の皆さんも多いことでしょう。
自薦他薦にかかわらずイギリス全土から集まる「のど自慢」の参加者たち。
参加者のパフォーマンスにコメントや合否判定を付ける3人の審査員がいて、その辛辣な評価メッセージがこれまた有名。

多くの参加者は一口で言って「下手」なのですが、ごく希にダイアモンドの原石のような素人さんが登場します。
その中にはプロになる人もいるのだから、世の中面白いですね。

この映像を見てください。
中央の「Y○u Tube」です。
日本語の解説記事にあるように、風采の上がらない男が登場します。
会場の誰もが期待していなかったこの男の人が、聴衆の魂を揺さぶるテノールの持ち主だったとは・・・。
これは感動ものの映像で何度も繰り返し見ましたよ。
いつのまにか、彼と自分が重なって来てしまって、妄想の世界に入る私(笑)。

ショボイ中年男(私)が、無骨な感じでソプラノサックスを手にするわけですよ。
会場にいる人は、私に全く期待してません。
人に聴かせるなんて十年早いと思われる初心者が、己の実力を勘違いして出場したんだろうな・・・と冷やかに予想しているようです。
ですがソプラノサックスから出た初めの音が会場の猜疑心に水を打ちます。
うん? いいかも・・・。
4小節くらい吹くと猜疑心は驚きと期待に変わります。
8小節くらい吹くとソプラノサックスの音色は完全に聴衆を魅了していて、
吹き終わるとスタンディングオベーション・・・ダメ? こんな妄想(殴)

「Y○u Tube」のメニューに6歳の少女の歌も登録されてますので、それもついでに見てください。
これも聴衆を虜にしてしまう映像ですよ。
これらを見ていると、人を感動させる音楽とはテクニックなどではないとわかります。
では一体なんなのか・・・ちょっと考えてみませんか(笑)。

また下のほうに関連記事が紹介されていまして、その中に
「死刑執行直前に吹いた縦笛演奏で死刑を免れた少年」の話があります。
映像はありませんが、よほど見事な腕前の持ち主だったのでしょう。
私が同じことをしたなら、かえって逆効果で絞首刑のあとに銃殺刑オプションが追加されたりして・・・。
「キンケードは二度死ね」  (^^ゞ
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まったくもって夏ですね。
明日日曜日は先生のコンサートがあるため、本日がレッスン日になっています。
土曜日レッスンだと生徒さんの顔ぶれが違って来るので面白い。
私の前は3ヶ月前にテナーサックスを始められた若い女性の方でした。
ジャズ・スタンダード「枯葉」を練習してました。
低音も高音もしっかり出ていて、始めて3ヶ月とは思えません。
ヤマハのテナーサックスにCCシャイニーケース・・・やるじゃん。
うーん、自分以外はみんな素質があるジャマイカ!!

さて素質のない中年男はと申しますと、ラクールの17番、4週目でごわす。
音出しがてら高音部の連続スタッカートを練習してみると・・・絶好調、High-E,F,F# の最高音までキレイに出る、しめしめ。
音が当っている内に17番に挑戦した方がいいでしょう・・・お茶漬けをかっ込むように吹いてみると、確かに高音連続スタッカートはできたましたが、今まで上手く吹けていたところでミスが発生、なんじゃー。
苦手なところばかり練習してたら、その他の部分が疎かになってました、反省。
それでもなんとかOKをもらいまして17番クリアです。

18番は先週クリアしてますので、次は19番になります、けど全く予習していません。
初見で4小節ほど吹いてみましたがボロボロ、やっぱだめだな。
19番は#が2つ、20番は♭が2つの曲・・・スケール練習さえしてればそんなに難しいところはないようですが・・・。
スケール練習をサボってまして、そのツケがもろに出た感じでしょうか。
これは来週から始めることにして、久しぶりにデュエット曲の練習をしてみました。
例の「愛の挨拶」です。
出だしのAメロは慣れてきましたので、本日はBメロに挑戦。
ここで主旋律がパート1からパート2に移り、妖しく転調しているので戸惑いまっせ(笑)。
運指が覚束なくて、せっかく先生がフォローして下さるのに自滅の図・・・もったいねー。
これも練習してきますよ・・・ソプラノ同好会の部長、副部長はどのパートも吹けるようにしておかないとマズイのじゃー(大汗)。

時間が少しあったのでその先のラクール模範演奏を録音させていただくことにしました。
恐怖の21番、地獄の22番・・・これを自分がやるのかと思うとそら恐ろしくなる難易度の曲です。
この21,22が後半の山でしょうか。
これを過ぎると23~25まではなんとかたどり着けそうな予感がします。
そうすればラクール1巻をクリアすることになりまして、次の2巻目に突入の運び・・・取らぬ狸の皮算用とはこのことですね、まさしく。

もうのっけからHigh-E の連続スタッカートの話題にいきます。
先週のレッスンで失敗したこの連続スタッカート、一晩寝て試してみると結構上手くいくじゃないか。
次の日試してみると、あれやはり不安定・・・なんでじゃろ?
現在こんな日々を送っています。

私の場合、キーポイントは舌の奥にあると最近になってわかってきました。
軟口蓋はずいぶん意識させられてきましたが、その反対側(下側)はほったらかし状態だったように思います。
あらためて舌根の形状を意識してみると・・・。

①通常こんもり盛り上がっている(ナマコ)。
②スタッカートでやや固くなる(ナマコ酢)。
③舌の形状をスプーン形にしてみると高音スタッカートが安定する。

ちょっと下品な表現ですが「オエッ」となったときの舌を思い浮かべてもらいましょう(笑)。
喉から舌根にかけて下に下がった状態というのでしょうか。
あまりこの形状をキープしてるとホントに吐きそうになるので、ほどほどにしてますが・・・。
こんなんでいいのかな・・・多少疑心暗鬼がよぎりますけども練習を続けています。

③は意識だけでも音が違うような気がします。
ここを意識してのロングトーンも新鮮なかんじ・・・。
高音連続スタッカートだけにとどまらず、音質の改善に一役かうのではないか・・・との予感があるのです。

この高音の連続スタッカートなんてジャズやポピュラー曲ではあまり使わないでしょう。
でもこの練習を通じて音質改善に繋がるとしたら・・・無駄な練習などないような気がします。
つまり不得意なパターンを発見するためにエチュードがあり、不得意なパターンとは、現在の自分の欠陥を示していると考えられるわけです。
さらに言うなら、不得意なパターンにたくさん出会って練習する方が、上達が早いのではないでしょうか。

だんだん考え方がマゾっぽくなってきたな(笑)。
ちょうど雨がやんで涼しくなったので、傘なしでレッスンに行くことができました。
今週は比較的練習時間がとれたせいか、教室にむかう足取りも軽く感じます。
逆に練習不足のときはレッスンに行くのが苦痛なんですが、よく考えればこれは損なことではないでしょうか。
先生の音を聴くだけでもいいレッスンですし、デュエットしていただければそれは楽しいのですから・・・そう捉えるなら苦痛などとは無縁のはず。
先生に褒められたい・・・この虫のいい結果のみを期待するから苦しくなるのでしょうね、レッスンが。

さてラクールの17番です。
ポイントはHigh-Eのスタッカートに絞られてきました。
レッスンに来る前の朝練では、6個続くHigh-Eのスタッカートの最初と3,4個目が潰れる傾向にあります。
先週のレッスン最中にはまずまずの出来だったのに、自宅練習を繰り返すうち全然ダメになってしまったようです。
17番を先生の前で吹き通すと、案の定High-Eで失敗しました。。。

うーん難しい・・・先生のチェックはどうだったかと申しますと、不可解にもプロ野球の話になりました。
???なんじゃろ・・・。
ピッチャーがフォアボールを出した後、次の打者は最初の1球目を狙っていきますよね・・・それが長打につながることが多い・・・なぜか。
ピッチャーがフォアボールに懲りてストライクを安易な球で取りに来るからです。
それは「球を置きにいった」と形容されることが多い力のない球なのです。

今の私のエチュードはこの「球を置きにいったストライク」らしいのです。
そこそこ無難にこなしてはいるが、音に色気と力がない可能性のない音なんだそうです・・・ガーン!! そうかも知れない。
先生がその球威のない私の音マネをした後、理想的な音を出して比較してくれました。
先生は私のヘナチョコ音の物まねが実に上手い(笑)。
もう理屈じゃないのです・・・先生の実演による音のよしあし。
これがレッスンの神髄かも。

①喉や口腔内が狭いときの吹き方。
②喉や口腔が広がってはいるが、息が圧力不足の時。
③喉や口腔が広がって圧力も高いがアンブシュアが緩んでいるとき。
④スタッカートで舌根が上がり息の流れが変わったとき。
⑤それらすべてが上手くいったとき。

私の最初の音は①だったのですが、注意をうけて軟口蓋を意識したらすぐ②になりました。
②はHigh-Eのような高音スタッカートになると欠点が露呈します。
③は軟口蓋と息の圧力を意識することが精一杯のとき、無意識にアンブシュアが緩むクセが私にはあります。
④は皆さんも経験ありませんか?
舌先だけ動けばいいのに舌の奥が海鼠かアメフラシに変化しているときが・・。
⑤のときにはじめて高音連続スタッカートが成功するのです。
やっぱりこの17番は難易度が高いじゃないの。
先生も17番以前にこのような高音は出てこないし、そのあともしばらく出てこないので、ここでしっかりマスターしておきましょうと言ってましたし・・・。
今日の指摘は何も初めてではなく、今までに何回も繰り返されてるのですが一朝一夕に習得なんかできませんて・・・。
ま、それでもいい音になってきたとフォローが入ってちょっとニンマリ・・・単純な生徒の典型かも(笑)。

この部分を今日は延々とやらされまして、終了時間に近くなってきました。
次のエチュードにいく前にタイムエンドかな・・・などと心配してたら杞憂に終わりました。
今日は次の時間枠の生徒さんが休みなんですと・・・つまり時間を気にせずたっぷりいくぜよ本日は・・・ということらしいです。
ふむふむ・・・よしそういうことならばと、あれこれ改善していく内にだんだんよくなる高音領域。
いいね~今日はしんどいけど中身の濃いレッスンですよ。
来週ここがクリアできるかが正念場です。

さて少し疲れが見えたきた中年オヤジですが18番のエチュードになだれ込みました。
このエチュードは練習量が少なくとも比較的すんなりいけるタイプではないかと思っていたりして。
実際運指を間違えたりしましたが聞かせどころで余裕を感じられましたので、2回目にしてはまずまずでしょうか。
果たして間違えた運指個所を2回再トライしてOKでしたので、オマケで合格をいただきました。 
ラッキー!! 18番クリア!!

これで来週は17番と初めての19番に挑戦することになりました。
ではまた来週!!
紫外線が強いんだろうなと予感させる好天気。
今日の私のレッスンは午後一番で、前に誰もいない枠に入っています。
なぜなら私は時間内に片付けも終了してスタスタ引き上げるタイプの生徒だからです。
先生の話によると多くの生徒さんは時間が来ても長っ尻で、どんどん次の人のレッスン枠に食い込んでくるんだとか・・・。
先生は優しいので「時間が来たので終わりにしましょう」と自分からは決して言い出しません。
でも時間枠がどんどん後に押してくることを憂慮されてましたよ。
生徒の皆さんはそれを察して時間内のレッスンで終わるように心がけましょうね(笑)。

さてレッスンはラクールの17番から。
先週よりはエチュードらしさが出てきましたが、まだ練習不足です。
①High-E から Middle-E の運指がもたもたする。
②High-E の連続スタッカート

以上の点に課題が絞られてきたようです。
皆さんも①の運指を試してみてください。
右手人差し指のサイドキーからFキーへの移行、ピシッと決まりますか?
先生の話では、こういうとき裏技を使うのだそうです・・・知りたいですか?
なんか勿体ないけど教えちゃいましょう(笑)。
Middle-E の右手運指は中指と薬指で押さえるのだそうです。
つまり直前にサイドキーを押さえていた右手人差し指は使わないわけです。
理屈ではわかったつもりでも練習しないとできませんよ、これ。
慣れてくればこの「薬指運指」の方が断然シャープに決まります。

そして②の連続スタッカート。
High-D までは連続スタッカートできるのですが、Eになると覿面に不連続になるスタッカート。
たまに上手くいくときもありますが、確実性が見事に低い。
どうしたもんだろか・・・この難問にも先生のドンピシャのアドバイスが炸裂しました。
「高音のスタッカートは、鳴るポイントがかなり狭くなります」
「High-D D# E F と連続スタッカートを練習するとよいでしょう」
「このとき口先は締めて、口の中は広げるのがポイントです」

スタッカートに力が入ると舌根が上がり、口腔が狭くなり音が出にくくなるのです。
タンギングのとき無意識にアンブシュアが緩むのでそこもチェック。
このブログの決まり文句「軟口蓋を上げる」意識を鮮明にして、試みたところ・・・ジャーン出来ましたよ、私にも、うれちー(笑)。
来週はクリアできそうな気分になって参りました。

お次は初挑戦の18番です。
この曲、宮崎駿監督アニメの挿入歌のようです。
なかなか雰囲気のよいエチュードですね。
久石譲さんも先生と同じ音大の出身だし、このエチュードがヒントになってできたのでは・・・と思わせるような曲調です。
一通り予習してきたので吹いてみてチェックしてもらうことに。
始まって5小節目で私が勝手に作曲していると指摘されました・・・げげ、ホントだよ。
なんか私のアレンジの方がいいじゃんとも思いましたが、ミスはミス(笑)。
この18番、過去の10番なんかに比べればずっと楽ですよ。
来週は17,18番をスッとクリアできるように練習しまっせ(口だけ)。
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ソプラノ・サックス 2005年2月~
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