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キンケードはG線上でソプラノ・サックスを吹く。 大丈夫か?     (★注意・・・記事内容を誹謗中傷する者は立入禁止!)
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先週サックスの調整をして楽器が蘇った話をしました。
何が一番変ったかというと、弱い音(P)でしっかり音がでることでしょうか。

反面ちょっとショックだったことがあります。
4ヶ月間にしては悪くなっている個所が多かったことです。
自分は比較的丁寧に楽器を扱っているつもりでしたので、いつどんな風に悪くしたのか気になってしょうがないのです。

①オクターブホールを塞ぐキーパッドが浮いていた。
②Gキーの塞がりがおかしかった。
③2段穴のキー(Bの上)の皮がよれて隙間が空いていた。

過去を振り返って心当たりがあるのは②のみ。
それはスワブを通しているときでした。
ソプラノ直管は先端が細くなっていて、写真のようにスワブが出てきます。
アルトやテナーと比べるとかなり細いでしょう。
ベル側から錘のついた紐を垂らしていくのですが、先端が細いものですから途中でつっかえてしまうことがあります。
このとき不用意に引っ張り上げると錘の先端がトーンホールに引っかかることがあります。
今私の使っているヤ○ハのスワブは錘が2個直列に付いているものです。
使いやすいのですが、上記のように途中でつかえたときが危険なのです。
ごく希に中折れして「くの字」になり、トーンホールを突き上げる形になっているときがあるんですね。
いつだったか、そのような経緯でつかえたスワブを引き戻すとき、錘がGキーのトーンホールから突き出たことがありました。
たぶんそれが原因で変形したのかも・・・。

スワブで楽器を傷めるなんて、思いもよらないことですよ。
1台目のソプラノS-901Ⅱでこんなことがありました。
写真のようにスワブを通したあと、力任せ引き戻したらコルク先端で錘がバチバチと暴れまくりまして、ネックに傷が付きました。
錘は紐の中にあるとはいえ、亜鉛メッキの鉄棒ですからね。
真鍮のネックはひとたまりもありません。
ゴマ粒ほどの凹み傷ができて、私もへこみました(笑)。
スワブといえども使い方によっては凶器になるわけです。
何気なくいじっている一連の動作の中に、サックスを傷めるような操作がまだあるかもしれません・・・うーん、一番の凶器は自分自身かも。
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本日ヤナギサワ・クロッシュに行き調整してきました。
幸か不幸かブログ仲間のanne さんと遭遇することもなく一安心(笑)。
リアル・キンケードを知られるのは、ものすごく気恥ずかしい・・・逃亡中の犯罪者のようにオドオドしながら入場。

今月ミニ発表会があるのでクロッシュでの調整に踏み切ったものの、前回の調整から4ヶ月を経過してました。
結果として今回の調整個所は過去最多となり、少なからずショックと反省が湧き起こりました。
3ヶ月間隔での調整が理想と言われてますが、おっしゃるとおり・・・こんなに悪くなっているとは・・・。
ここ1,2ヶ月私の「村雨丸」には次の様な異変が生じていたのです。
①オクターブキーを戻しても音が高いまま戻りにくい。
②出だしの音がかなり出にくい、また途中でも息が足りない時のような音の欠落が発生。
③ときどきウルフトーンが発生する。
④P(ピアノ)でうまく吹けない、小さい音が出ない。
⑤EとF#が他の音に比べて10~15セント低い。

⑤は一年くらい前から感じていたので、これはここ4ヶ月の間に生じた不具合ではありません。
①②③④がたった4ヶ月の間にポリープから悪性腫瘍へと変化した部分です。
詳しい説明は「クロッシュの歩き方」を参照してください。
毎日チェックしてたつもりでしたが、素人がただ見るだけでは簡単に見逃してしまうのですね。
よくこの状態で吹いてたものです。
いつもより1時間も長く修理・調整していただいて、試奏室で吹いてみると・・・・おお、おおおお 吹きやすい!!!!
①②③が全て解消してます。
④は吹き手が下手なので、せっかく楽器がよくなってるのに効果をはっきりと示せない(ジグジョー)。
チューナーで確認すると⑤の問題も改善しているではありませんか。
やっぱりプロだぜ、クロッシュだぜ!
皆さんも①②③④に思い当たったら、楽器屋さんに直行しましょう。
これで楽器は完璧だぜ、問題は吹き手の腕とルックスだけだ(不治の病)。
ケーキ屋さんでのミニ・コンサート、1ヶ月を切ってますけど私くし燃えております(メラメラ)。
発表曲「見上げてごらん夜の星を」・・・以後長いので「見上げ星を」に短縮。
待てよ「見上げ星を」はイマイチだなー、「見ごらん星」の方がいいかな・・・どうでもいいのですけど、ま「見ごらん星」にしときましょ(笑)。

この曲ゆったりとしたバラード系ですから、運指はそうきつくないようです。
次のレッスンまで指馴らしは問題なさそう。
あとは先生にフレージングや注意点を教わって、音色重視で吹けばOK・・・フォローは先生にまかせればいいから安心だぜい。
ただ現在心配ごとが一つ・・・それはF#のピッチであります。
出だし ♪見あ~げてごらん~ の A→F# に音程の問題あり。
チューナーで確認すると、前々からF~F#が他の音より10~15セント低いのですよ。
私はそのことをすっかり忘れてたのですが、前回のレッスンで先生はこの低さに気づいてました。
「もうちょっと噛み目にしてF#の音上がりませんか?」さすが先生の耳はプロですね。
微妙に暗く聞こえるらしいのです。

F#は中指、Fは人差し指ですが、F#を押さえているとき開いているFキーのパッドを少し開いたり閉じたりすると音程が変わります。
開き目にするとピッチが上がるんですよ、僅かですが・・・。
実は以前ブログにも書きましたが、そうやって音程を確認している内にFキーを曲げてしまった苦い経験があるのです。
このF#、替え指がありますよね・・・F+薬指キー・・・こちらの音程はバッチリなので調整の問題なのかも知れません。
ということでクロッシュに定期点検の予約を入れました。
クロッシュなら何か解決策があるかもしれません。

サックスは造音楽器ですから10セント程度なら吹き方でどうにでもなるんでしょうけど、そこは腕+音感がヘナチョコの私。
ここは楽器にがんばってもらいましょう! 
もうのっけからHigh-E の連続スタッカートの話題にいきます。
先週のレッスンで失敗したこの連続スタッカート、一晩寝て試してみると結構上手くいくじゃないか。
次の日試してみると、あれやはり不安定・・・なんでじゃろ?
現在こんな日々を送っています。

私の場合、キーポイントは舌の奥にあると最近になってわかってきました。
軟口蓋はずいぶん意識させられてきましたが、その反対側(下側)はほったらかし状態だったように思います。
あらためて舌根の形状を意識してみると・・・。

①通常こんもり盛り上がっている(ナマコ)。
②スタッカートでやや固くなる(ナマコ酢)。
③舌の形状をスプーン形にしてみると高音スタッカートが安定する。

ちょっと下品な表現ですが「オエッ」となったときの舌を思い浮かべてもらいましょう(笑)。
喉から舌根にかけて下に下がった状態というのでしょうか。
あまりこの形状をキープしてるとホントに吐きそうになるので、ほどほどにしてますが・・・。
こんなんでいいのかな・・・多少疑心暗鬼がよぎりますけども練習を続けています。

③は意識だけでも音が違うような気がします。
ここを意識してのロングトーンも新鮮なかんじ・・・。
高音連続スタッカートだけにとどまらず、音質の改善に一役かうのではないか・・・との予感があるのです。

この高音の連続スタッカートなんてジャズやポピュラー曲ではあまり使わないでしょう。
でもこの練習を通じて音質改善に繋がるとしたら・・・無駄な練習などないような気がします。
つまり不得意なパターンを発見するためにエチュードがあり、不得意なパターンとは、現在の自分の欠陥を示していると考えられるわけです。
さらに言うなら、不得意なパターンにたくさん出会って練習する方が、上達が早いのではないでしょうか。

だんだん考え方がマゾっぽくなってきたな(笑)。
カワイのスコアメーカーを使って、四重奏譜を読み込んでパート譜を作る依頼を先生から受けております。
Soprano Alto Tenor Bariton いつか私もやってみたいもんです。
最近レッスンで先生とソプラノ・デュエットしたことが新しい楽しみ方の地平を開いたように感じます。
クラブでオネーチャンとデュエットしたときも楽しいですが、今はこっちの方が楽しいかも(←無理すんな)。

吹奏楽部や楽団の人達はいつもこんな楽しいことしてんのね・・・ズルイ(笑)。

そういえば音大生になったミーちゃんは、無理矢理バリトンを担当させられてるらしいです。
大学に合格した人は皆アルトなら腕に覚えのある強者ばかりですが、音大なら上記4種類のほかにソプラニーノやバスサックス、コントラバスサックスを編成上、誰かがやらなくてはならないわけです。
上級生はソプラノやソプラニーノをやりますので、新入生はバリトンを担当させられることが多いとか・・・。
積極的にやりたい人は少ないので、仕方なく担当するようになることが多いようです。
ミーちゃんは性格が穏和なので強く拒否できなかったのだろうと思いますよ。
本人は「ソプラノが吹きたい」と言ってましたから。
まあ、バリトンを担当したからといってマイナスになるわけではなく、長い音楽活動で考えれば絶対プラス材料の方が多いでしょうけど。
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キンケード
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ソプラノ同好会
自己紹介:
ソプラノ・サックス 2005年2月~
ヤナギサワ S-902 (村雨丸)
好きなアーティスト  ケニー・G 
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