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キンケードはG線上でソプラノ・サックスを吹く。 大丈夫か?     (★注意・・・記事内容を誹謗中傷する者は立入禁止!)
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発表会まであと数日。
それまでに調整を出しておかないと不安です。
3ヶ月間隔でみてもらってますので、本来なら暮れの12月末頃の予定でした。
通常なら1ヶ月前に予約すれば余裕で好きな時間を選べるのですが、年末は無理だったのです。
ところが先生は私より後に申し込んだのに楽器は年内に調整してもらえたんですよ。
先生のようなプロ枠はしっかり空けらていたようです。
まあ私のよう一般客は当然でしょうね。

特にトラブルを感じてたわけではありません。
購入後丸2年経過したら、大分落ち着いてきたように感じます。
クロッシュ担当者に今回の調整個所を説明してもらったところ、
①バランスやふさがりに大きなズレはなかった。
②メカノイズが増えていたので注油した。
③Low-Cキーの管体と接するストッパー・コルク部(写真左)に柔らかいコルクを上貼りした。
④テーブルキーのコロ部が乗る長穴(黒プラスチック・写真右)に薄いコルクを貼付けた。

①は新品の頃のような変化が減ってきたので、大きなズレはないということでしたが、早速吹いてみると低音部が気持ちよく鳴り、吹きやすくなってました。
やはり調整直後の低音部は気持ちよく吹けますね。
②③④はメカノイズ・ガタ取り調整でしょうか。
③のコルクは硬めで目の詰まったコルクが貼られていますから、結構音が大きいんだそうです。
そこで0.5mm厚の柔らかコルクを上貼りするとカタカタ音が小さくなるんだとか。
まあ私のショボイ運指ではあまり気になりませんが、指の早い人には好評なんでしょう、きっと。
驚いたのは④ですよ。
どうですか、この芸の細かさ!
ガタ取りのためこんな狭いところに、薄いコルクを貼付けてるんですよ。
これは私のような初心者でもテーブルキーの遊びが減ったことがすぐわかります。
そんなにテーブルキーを酷使するようなフィンガリングではないんだけど、隙間が広がっていたのでしょうか。
この③や④はクロッシュだからやってくれたことであって、通常の調整ではパスされてもなんら文句の言える性質のものではないと思いますよ。
特に私のような初心者が気がつくような所ではないですね。
これもプロ仕様のお裾分けなのかも知れません。

低音部は良く鳴るしガタやノイズが減ったし、サックスは万全です。
問題は吹き手の私に集約されました。 (^◇^;)
クイズ・ヘキサ○ンのようなおバカ演奏になったら、サックスが不憫ですよね。
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今年も大晦日。
40歳を過ぎて一年が早いと感じ出しましたが、50を過ぎるとさらに加速がかかります。
皆さんもそれぞれの体感スピードでこの一年を無事に過ごしてこられたようで、まずはお疲れさまでした。
私はサックスを習いだしたおかげで、上達具合と一年の生活がリンクしましたので充実しておりました。
実を言うと私は細木先生の見立てでいえば「大殺界」の真っ最中。
見立て通り、実に残念なことも多かったのです(泣)。
人生山あり谷あり、ここからは上り調子の運気と思えば希望も湧いてきます。

写真は3年前に写したチェコの冬景色です。
同じ北半球の欧州も日本同様冬であります。
雪を見て一年を振り返るのは、決して悪くない習慣であります。
ブログ仲間のサックス関連一年総ざらいに倣いまして、私もまとめてみました。

★エチュード
ラクール9番~25番

★課題曲
①アヴェ・マリア(未完)
②見上げてごらん夜の星を(ソプラノ・デュエット)
③海の見える街(ソプラノ・デュエット)

以上で終わり(しょぼっ)。
なんか皆さんより少ないようですが、50過ぎのオッサンにとっては精一杯だったように思います。
振り返って大きく感じたことは次の3つです。

①息と運指の2大勢力に翻弄された私。
②珠玉の先生の教えの内、去年は馬の耳に念仏だったものが、いくつか受け止めることができた私。
③音程とぶら下がりを減らす肝はソルフェージュだと気づいた私。

①②については再三にわたってブログにしたためたまいりましたので、省略いたします。
ここ数ヶ月ずっと心にわだかまっていたことが、一筋の光明に導かれたように結晶化してきているのが③であります。
どういうことかと申しますと、
★楽譜に指示されたキーを押さえたからといって、実はその音は出ていない。
★その音を意識した息を管に吹き込まないと、本当の音は出ない。
★そういう音でなければ人の心に届かない。

ラクールのエチュードを必死にこなしているときは、指の覚えに多くの意識を取られていて気づきませんでした。
このところ同じ曲をずっと吹き込み音楽性アップを意識し出して気づいたことが③です。
エア・コンプレッサーで空気を吹きこみ、エア・シリンダーでキーを押さえたとして出た音と、人間の息吹きによる音の違いはなにかといえば「ソルフェージュ」だと思います。
よく歌うように吹けと指導者が異口同音に指摘するチェック・ポイントとに通ずる事柄がこれではないでしょうか。
たとえば有名なクリスマスソング「きっと君は来ない~♪」。
終わりの「い~♪」をどう吹くかによって初心者と上級者の壁ができるような気がします。
ここをおざなりに吹いてしまうのが初心者。
音はだらしなく失速し、いわゆる「ぶら下がった音」で閉幕。
音程をキープしつつ最後で高音側に音を抜く意識ができれば、それは歌っているのです。
この手の音程キープ・音の上抜きポイントは、譜面のいたる所にあります。
こんなことを言っている私はまだできるわけではありませんが、意識し出した途端、柔らかで響く音に向かって五体投地の巡礼が始まったような気配があります。
ちょっと自己陶酔している部分もありお恥ずかしいですが、年末に思うこんなこと・・・数年経ってこれを見て私はどう思うだろうか、これも楽しみです。

皆様のおかげでモチベーションを保ったまま新年を迎えられそうです。
月並みですが、今年は色々とありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
先日ソプ同部員のウツボさんに小林○織さんのサックス動画を紹介してもらいました。
アルトでケニーGぽいバラード・・・・こういう曲は好き、たまりません。
そこで関連の動画を調べると興味深いものが色々ありますね。
これらは投稿者が見てくれと言っているものなので、引用はOKでしょう。
有名なのはYou T○beですが、もうひとつ「にこ○こ動画」というのがあります。
後者はすさまじいです。
毀誉褒貶の嵐、コメントされた褒め言葉とケチが混ざって字幕に流れます。
コメントは見てると面白いですが、自分が投稿してたとしたら耐えられない光景です。
ですがここの投稿者はそれでも世間の反応を楽しんでいる様子なのです。
にこ○こ動画は、一応会員になる必要がありますが、たいした個人情報ではありませんので試されたらどうでしょうか。
(注)混んでいる時間帯はログインできないので、時間をずらしてみてください。

①ようつべ ソプラノで「風さがし」
②にこにこ ソプラノで「千年幻想卿」
③にこにこ アルトで「Over The Rainbow」

3本とも同一人物でしょう。
サックスが大変上手、もうプロではないかと疑うくらいです。
音は最高ですし、運指に無駄がなくて参考になります。
私はやはりソプラノに興味がありますので、②で映るサックスは何かなと目を凝らします。
ヤナギサワの直管、S-901Ⅱか902、たぶん901Ⅱではないでしょうか。
上手な人が吹けばいい音がするもんですね。
このくらい吹けたらいいなと刺激をもらえる動画です。
音源ファイルのパスワード設定方法を変更しました。
テスト音源としてアップしたのはラクール25番です。
パスワードは以前にお知らせしたものを使ってください。
   ↓
 Lacour #25 

No.16  私      合格前にカラオケBOXで録音したもの
No.17  私の先生   私用にテンポを落としたお手本の一部 

先生の音源と比較すると、私のヘナチョコぶりは歴然です(濁流汗)。
テンポは遅いし乱れるし、、音は間違えてるし、ボソボソ息が入ってないし、つっかえた個所も多数あるし、強弱のメリハリはショボイし、ド下手なので皆さんは安心すること間違いなし。
でも先生の音源は聴いて損はありませんよ。
今後、教室で録音し直したものと交換予定です。
No.17は先生の音源ですので、今後もパスワードはつけたままです。

私の音源は以前から次の条件の下で行っています。
①サックス音のみ(伴奏なし)
②音源加工(エコー等)なし
③録音場所はいつも教室
④録音機材はR-09で設置場所も同じ

今回はカラオケBOXで録音したものなので音が大きいし、反響してるかもしれません。
よって後日教室で録音し直してアップします。
録音し直しても大して変わらないかも知れませんが・・・(^◇^;)


この音源はソプラノ同好会・ブログ仲間の皆様に提供しております。
子供の頃、「歴史」の授業に興味が湧きませんでした。
教科書の右隅にロケットの絵を何枚も描いてパラパラめくったりしたものでした。
興味が最も落ちたのは日本史中世の「荘園」の頃だったような・・・。
なんだよ、この「荘園」てよ、別荘みたいなもんかな、どうでもいいじゃんかよ。
それに「墾田永代私有法」の「墾」て画数が多くて覚えられないし、ぶつぶつ・・・。
小学生の私にはベーゴマやビー玉の方がはるかに重要でした。

いまサックス小学生状態の私には、「スタッカート」が「荘園」に相当しています。
ラクール24番、全音スタッカートなんて意味あんの?
スタッカートだらけの曲なんてケニーGは吹かないしさー、やりたかねーな(笑)。
思えば子供から大人になっても常にボヤいてる私はあまり成長していません(汗)。


ですが「歴史」は大人になるに従い興味が出てくる不思議な科目。
自分自身や生き方を探るには「歴史」の羅針盤が欠かせません。
権謀術数にたけた藤原家を中心に、貴族がうまい汁を吸うために発生した荘園がやがて武士を生む。
現代でうまい汁吸っているのは官僚。
天下りして税金を貪るために特殊法人を作る。
いつの時代もうまい汁には皆さん眼がないようですね。

ではスタッカートはどうなのか。
サックス小学生の私には、まだ現代へ通ずる道がわからない。
それでは先週に引き続き、ラクール24番を見ていただきましょう。



①スタッカートで吹き込み続ける(息圧を掛け続ける)のが難しい。
②スタッカートでpやmpやmfやfを吹き分けられない。
③スタッカートでクレッシェンドやデクレッシェンドはさらに難しく吹き分けられない。
④スタッカートでスラーの時と同じ音色にならない(下品になる)。

まず運指に気を取られていると①で注意されます。
②をやろうとした瞬間に運指をミスします。 またpを吹こうとして音が消えます。
③なんて上手くできた試しがありません。
④は①と同時に注意されます。

この24番を合格したとしても、私のサックスはまだ小学生高学年クラス。
私のサックスが大人の腕前になったとき、自分なりにスタッカートの意味を知るのでしょう。
これは人から教えられても無意味。
暗闇を照らす懐中電灯は自分のものを使わないとね。
そうやって見つけた宝箱しか自分のものにならないのが人間かな。
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自己紹介:
ソプラノ・サックス 2005年2月~
ヤナギサワ S-902 (村雨丸)
好きなアーティスト  ケニー・G 
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