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キンケードはG線上でソプラノ・サックスを吹く。 大丈夫か?     (★注意・・・記事内容を誹謗中傷する者は立入禁止!)
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先週サックスのフェルト(Bキー)が脱落・紛失してしまいましたので、予約を入れてクロッシュに行ってまいりました。
実はフェルト脱落より厄介なトラブルが、その後発生していたのです。
それはFキーの曲りです(写真参照)。
なぜ曲げてしまったのかと申しますと、私がバカだから・・・としか言いようがありません。

ことの発端はフェルトの脱落からです。
間に合わせのクッション材を貼って、チューナーで音程をチェックしていた時に、ついでの用事を思い出しました。
以前のブログでも触れましたが、「F#」の音が10~15セント低い傾向にあったので、F#で開いているFのキーを上げ下げして音の変化をチューナーで再確認したのです。
通常音孔とパッドの隙間が狭いと低く、広いと高くなります。
よってパッドを上に持ち上げて音を高くしてみたわけですよ。
「クニャ」までいきませんが「クニ」くらいの感覚でしたでしょうか、キーが変形したのです。 σ(^◇^;)
1mmくらい隙間が開いてしまった・・・こんなに弱い力で変形してしまうものなのか、いやしくも金属のくせに情けないじゃないか。
あまりのショックに自分の過失を棚上げして、サックスに八つ当たりする私。
あわてて反対方向に力を入れて修復を試みました・・・戻ったようだが0.2mmくらい隙間ができていて、それ以上の挽回は無理そう。
このキーに隙間があるとそれ以下の音が裏返りやすいのですよ、ですから浮いたキーを強く押さえて吹かねばなりません。

クロッシュに持ち込んで診断・治療した結果は、写真の通り3個所に問題ありでした。
「こういうときは自分で直そうとしないで、すぐ持ってくること」
クロッシュのリーダーから、強く教育的指導を受けました。
今回は大事には至りませんでしたが、直そうとして被害が拡大することが多いそうです。
例えばキーのシャフトを曲げてしまうとか・・・。

修理とバランス調整を終えた村雨丸は、劇的な復活ぶりを示します。
先生にチェックしてもらって「私のよりずっと良い」との評価をもらったほどです。
バランス調整だけなら1000円ですが、今回は1500円・・・安いと思いませんか、これだけ直してもらって+500円のみとは・・・(この金額は差し障りがありそうなので、2日後には消去いたします、皆さん内緒にしてね)。
ますますクロッシュ大好き人間になってしまったわけです。

さてレッスンについては、ごめんなさい、明日報告いたします。
これから先生と生徒さん数人で居酒屋へGO!となりまして、ブログなんか書いてる場合じゃないのです(笑)。
では行ってまいります。
ご存知ないでしょうが、「宴会には遅れるな!」は、キンケード家の家訓ですから。
ホッケと吟醸酒・・・このレッスンは私の得意分野ですのでビシバシ決めさせていただきます。


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皆さんはサックス練習中の自分の顔をチェックするでしょうか・・・自分の前に鏡を置きますか?
私は今まで鏡なしで練習してきました・・なぜなら自分の顔が不愉快だから(笑)。
不愉快なのは私の周りにいる連中にしてみても同じでしょうが、会社の人たちはまだいいです。
彼らは仕事をするときだけ私の顔に我慢すればいいわけでして、24時間この顔とつきあっている私の身にもなってみろ!!
たまったモンじゃないぞ、と言いたい。 σ(^◇^;)

先週、例の洋服ダンス・ホールにA4大の安い鏡を設置したのは、アンブシュア確認のためです。
今までアンブシュアが決まったとき、しっくりいかないとき、音が伸びるとき、潰れてるとき・・・それぞれの違いを外面からとらえたことがありませんでした。
筋肉や歯やマウスピースに触れる唇の感覚・・・内的観察に頼ってきたのです。
これは内面的すぎて、毎回良い状態を維持できない、あるいは良い状態との比較がしにくいですよね、特に初心者は。

アンブシュアは人それぞれといいますが、ケニーGや先生や音大生や上手なレッスン仲間を見るとき、私の第一村人発見は常に口元から始まります。
まずアンブシュアをジッと見つめてしまうのです・・・見られてる方は迷惑かもしれません。
映画「羊たちの沈黙」のレクター博士(アンソニー・ホプキンス)のような中年男が、舌なめずりして口元を見ているのです。
食われるかも、と感じたとしたら、その恐怖はほぼ正しいです(笑)。
食い入るようにジッと見つめているのですから・・・。

ここ数日、鏡を見ながら比較的よいと思われる自分のアンブシュアを観察しました。
①顔が縦長に伸びて、頬骨が強調されている。
 「ターミネーター」の骸骨顔がそれに近い。 
  眼が細くなり垂れる。 鼻の穴がおっ広がっている。
②下顎にちょっと「志村けん」のアイーンが入り、下唇は「いかりや長介」に。
③下唇をやや持ち上げるカンジで口角が狭まる・・それに付随した頬の線が引きつる。
 頬の凹みラインは「バットマン」の悪役「ジャック・ニコルソン」のピエロ顔が微笑んだカンジ(笑)。

この①②③が合体した顔はすさまじい。
もう百年の恋も一遍で冷めます・・・いや、この形容ではなまやさしいか・・・。
「産んだ母親だけが愛せる顔」と申しましょうか σ(^◇^;)
でもしょうがない、この顔で吹くしかないですね。
人間は顔ではない、アンブシュアだとはよく言いますし(言わないか)、
人間40を越えたら自分の顔に責任を持て、とリンカーン大統領が言いました。
大統領! お言葉を返して恐縮ですが、この顔にはちょっと責任が持てません(笑)。
私以外の生徒さんのレッスンを覗いていて気がついたことがいくつかあります。
①じっくり家で練習してくる生徒さんだけではなく、レッスン当日ぶっつけ本番の生徒さんもいる。
②私以外は、先生の指示を即座に受け入れて修正できる。

パートリーダーと呼んでいる女性が、この①タイプでした。
仕事が忙しく、ほとんど楽器に触れない状態でレッスンにやってきて、はじめて読むような譜面をその場で吹いていきます。
いわゆる「初見で吹く」というやつでしょうか。
その結果に先生がそれぞれ吹き方のポイントを示して、生徒さんがそれに従い修正していくようなレッスンです。
実力があまりにも離れているのでなんですが、私にはできません。
簡単な譜面でも、一度しっかりさらってこないと、とてもとても先生の前では恥ずかしくて吹けないからです。

別の生徒さんで中学生くらいの男の子は、レッスンの時以外はサックスを吹かないと宣言しているそうです。
レッスン時間だけの練習量で吹けるようになるんですね。
去年の発表会でその中学生が吹いてましたけど、なかなか上手かった・・・。

それから②なんですけど、私の場合、その場で修正可能なのは半分くらいで、後の半分は「家で練習してきます」と早々に告げてしまいます。
私の性分として、一度自宅に持ち帰ってからじっくり取り組まないと落ち着かないのですよ。
まてよ、先生がいる教室以外の個室で5分ほど練習させてくれるなら、レッスン中の修正に応じられるかも・・・せめてトイレを貸してくれませんか(笑)。
そういう舞台裏を覗かれるのがイヤというのか、その場での練習に集中できないのです・・・現場対応力がないと言えるでしょう。
私のレッスンとは、予習した課題をチェックしてもらうためのもので、駄目なときは次週リベンジが基本です。
それで十分なんですが・・・(^^ゞ

たとえばリズムが迷子になりやすい「ボレロ」。
先生が横でリズムを取ってくれて、吹き出すタイミングで合図をくれるのですが、集中できず問題の個所を自宅でやらせてくださいと申告してしまうことが多いのです。
マック店内でハンバーガーを食べるのが苦手で、必ずテイク・アウトしてから一人で食べる変な奴がいるとすれば・・・それが私です(笑)。

あまり利口なレッスンの受け方ではありませんが、もう少し上達すればレッスンでの即時対応力も上がることでしょう(多分)。
まっ、人それぞれということでしょうか・・・。
本日土曜日が通常レッスン日になっているのですが、今週は先生の都合で明日(日曜日)に変更になっています。
ですので、本日は午後から「ボレロ」の練習と決めました。

もう何度もボヤいてますけど、リズムが途中でおかしくなる・・・これさえなければ、ボレロもよろしい <(`^´)>エッヘン(笑)。
ついつい練習を敬遠していたもんですから、一向に上達しないのは当然です。
逃げている理由・屁理屈は、裏を返して、挑戦・克服するための課題に等しい・・・なんて偉そうな格言をこさえてみましたが、さあどうするか。

まず「スコアメーカー」の楽譜から音源再生機能で何度も耳に流す。
出ている音に対応して音符が赤く変わり、右に流れていく。
普通の曲なら、これであらかた譜読み、リズムの確認ができる・・・だが、この曲は一筋縄ではいかないのです。
音源再生音にメトロノームの音を付加する機能をON・・・これでわからなきゃ、バカだ・・・掴めたような気がしてきた。
だが、吹いてみると、途中どうしてもリズムがあやしくなるじゃありませんか・・・これにより、私のバカが決定しました σ(^◇^;)

リズムを踏み外す原因のトップは「タイ」です。
3拍子、一拍ごとの頭が発音なら、私はリズムの優等生・・・ですがそこがタイで次の音符に発音が流れると覿面におかしくなるのです、ほらバカでしょ(笑)。
カウントしていた足のつま先が降りたときに音が出せないと、私はウロたえて踏鞴(たたら)を踏むようなのです。
これは横で見ていた先生の証言により、私の有罪が確定、上告は棄却されております。
そこで、楽譜から全てのタイやヒラメやスラーを取り去って、音源再生をしてみると・・・おー、これこれ、これがリズムの竜宮城か(笑)。
これをしばらく聞き続けることに・・・。

ここまで書いてみて、皆さんに、その音源を聴いてもらった方がいいのではないかと思いまして、アップしてみました。
私が苦労している、「Bolero」の一部です・・・例の有名なメロディーから少し変化しています。
この音源を編集するのに、予想外の時間がかかってしまいました・・・ブログとはエンターテインメントですから、もう大変・・・皆さんに楽しんでもらってナンボの世界ですから(笑)。
 「Bolero タイ有り」 
 「Bolero タイなし」
どちらも 「スコアメーカー5」のMIDI音源を編集しております。

まず「タイ有り」を聴いてください、3拍子です・・・特に中盤以降のリズムが取りづらくないですか?
わかったつもりでメトロノームに合わせて吹こうとすると、もう迷子。
次に「タイなし」を聴いてください・・・多少、リズムが取りやすくなったような気がしませんか。
私は便宜上、これを「タイの姿焼き」と命名しました(笑)。
「タイの尾頭なし」とか「腐ってもタイ」とかよりはいいでしょ。 (^^ゞ

まず「タイなし」で練習して吹けるようになってから、「タイ有り」に移行する手筈です。
ちょっと、昼間に用事があったので、これから練習開始です。
明日のレッスンには間に合わないかもなぁ。
指導の成果は、教える側の資質よりも、教わる側の資質に左右されるものです。
これはサックスのレッスンだけではなく、広く学校教育の分野でも言えることでしょう。

生徒側の目線から先生を評価するとき、サックスが上手くて、褒め上手で・・・なんて虫のいいことを言ってきましたが、先生の側から見れば、教えがいのある生徒に教えたいのが本音でしょう。
そこで自分自身に問わなくてはいけません。
私は先生の教えを十分理解し、たゆまぬ努力を欠かさずに来ただろうかと・・・。

どうも私の場合は怪しいぞ(笑)。
まず先生の教えを十分理解はしていないでしょ、キンケード。
私の悪いクセで、わかったつもりで早とちり、一知半解の嵐、後日教えの本当の意味を知ることがあります。
またおかしな先入観が災いして、先生のアドバイスにフィルターをかけてしまい、歪んだ捉え方をしてしまうことも・・・。
先生が何を伝えたいのか瞬時に見抜く眼、理解力、素直さは生徒の資質です。
この資質がないと、いわゆる「馬の耳に念仏」・・・「キンケードにお手本エチュード」になります。 σ(^◇^;)

いつだったかTV番組で、二人のプロのサックス奏者が共にサックスが初めての生徒に短期間でサックス演奏法を教える企画がありました。
最後に二人の生徒のサックス演奏を第三者が評価して、優劣を競う・・・勝った方のプロに賞金百万円!!
プロの心境はいかばかりでありましょうか。
自分の演奏ならともかく、教え子の出来で優劣が決まるとなれば、覚えの早いカンのいい生徒に当たりたいものでしょう。
先生ごめんよ、ダメ生徒で・・・先生もつくづく生徒運がないね (^^ゞ

というわけで、辛抱強い先生に感謝しつつ、皆さん、早く上手くなって、先生に恩返ししましょうね(笑)。
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ソプラノ・サックス 2005年2月~
ヤナギサワ S-902 (村雨丸)
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