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キンケードはG線上でソプラノ・サックスを吹く。 大丈夫か?     (★注意・・・記事内容を誹謗中傷する者は立入禁止!)
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サックスを始めた最初の1年でマウスピースを10本買って無駄なことをしたのですが、実はリガチャーも同数買っておりました(バカ)。
以前も書きましたように運命的な相性のマッピやリガチャーに出会うことを夢見ていたのです。
勘違いしてるサックス・ロマンティストってこういう奴を指すのだと思います。
ばかげた散財でしたがまるっきり無駄だったわけでもなく、ソプラノ同好会のコンテンツとして貢献しております(笑)。
  → リガチャー

現在では吹きやすいマウスピースとリガチャーが一番という結論に達し、それ以外はほとんど使っておりません。
私はロマンティストでしたがコレクターではないのです。
使っていないリガチャーやマッピがもったいない、欲しい人に差し上げましょう。
その方がリガチャーのためにもよかろうもん・・・。
ということで教室のソプラノ関係者三人に使っていないリガチャーをプレゼントいたしました。

①ハリソンリガチャーGP → 先生
②BGトラディショナル(ラッカー) → ミーちゃん
③BGスタンダード  → マルカーさん

①先生の持っているハリソンが大分傷んできたようなのでちょうど良かったかも。
実は先生のアルト・テナー用リガチャーはバンドレン・オプティマムです。
ソプラノ用もオプティマムがお気に入りのようでしたが、残念ながら私もお気に入りだったもので次点のハリソンとなりました。
②音大生ミーちゃんはソプラノ購入を検討中だそうです。
ならば音大生に人気のあるBGトラディショナルがいいでしょう。
この金メッキタイプは私のお気に入りなので差し上げるわけにはまいりません。
ラッカータイプで我慢してね(笑)。
③マルカーさんはソプラノでクラシックの曲を吹きます。
ちょっと違ったタイプのリガチャーも面白いだろうと皮製のリガチャーです。

私は現在2種類のリガチャーがあればOKなんです。
①BGトラディショナルGP
②バンドレンオプティマム

私の場合、どんなにいいリガチャーでもネジ2本で締め付けるタイプは面倒でして、両者ともネジ1本タイプ。
①は明るめで②はどっしりの音になります。
リガチャーもたくさん買いましたが、結局2個に落ち着きました。
まあ音のよしあしは吹き手の個性と技量がほとんどですから、リガチャーやマウスピースに過度な期待はしなくなりました。
まだ良いリガチャーが余ってますので、縁のある方には差し上げるつもりです。
次はあなたかもしれません・・・なんてね(笑)。
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先日早歩きで街を移動していました。
人影も途絶えて家が近くなった頃、死角からやってきた通行人が怪訝そうな顔でこちらをチラ見してきました。
うう、やべっ。
知らないうちに、なんと独り言をぶつぶつ言いながら歩いていたんです、私。 (^◇^;)
過去にあった失敗・恥ずかしいことを思い出して、あまりに慚愧に堪えなかったものでそれを口に出して否定していたのです。
いや~、お恥ずかしい(笑)。
現実よりも過去の思い出の中を迷走するオヤジになってました。

たまにぶつぶつ何かを言いながら歩く人にすれ違いますが、気持ちが悪いもんですよね。
ちょっと気の毒な人なのかなと敬遠気味にチラ見したりして・・・。
はい、私もその人たちに仲間入りしました、よろしく(汗)。
疲れてるのかな、俺。

そうは言ってもサックスの練習をしなくては。
気の毒な人にも一寸の向上心・・・新しい諺は今の私にピッタンコ。
最近のチョイ地味な練習に飽きてきたものですから、私のライフ・ワークであるケニーGの曲を吹いてみることにしました。
「The moment」
お、以前よりちょっと上手く吹けているような気がする(笑)。
テーマの部分だけなら、なんか行けそうな気がしてきた(錯覚)。
さすがに書きリブのところは無理だけど・・・(当然)。
ケニーG・・・このGってゴーリックの頭文字なんですが、ゴーリックって覚えにくいでしょ、だからGなんですよ。
ちょっといい機会ですので、彼のプロフィールなんかを引用してみますか。


1956年6月5日、ワシントン州シアトル生まれ、本名ケニー・ゴーリック(Kenny Gorelick)。 6歳からピアノを始め、10歳のころ「エド・サリバン・ショー」のサックス・プレイヤーのプレイを見て魅力にとりつかれる。 17歳の頃バリー・ホワイト&ラヴ・アンリミテッド・オーケストラがシアトルに来た時、高校教師の薦めでソロイストとしてバンドでプレイしたことが、彼のプロとしてのキャリア第1歩となった。 大学卒業後22歳で ジェフ・ローバー・フュージョンの全米ツアーに参加、各地を廻るうちに当時アリスタ・レコードの社長クライヴ・デイヴィスに見出されソロ・プレイヤーとして契約。 デビュー・アルバム『シティ・ライツ』(1982年)でソロとしてのキャリアをスタート。 そんな彼の転機となったのが、86年発表の4作目のアルバム『デュオトーンズ』からのシングル<ソングバード>の大ヒット(全米4位)だ。 当時インスト・アルバムとしては異例の全米600万枚セールスを記録、続いて88年の『シルエット』も大ヒット。 92年グラミー賞に輝いたアルバム『ブレスレス』は2年間で全米1,500万枚のセールスを突破、4年間もチャート・インして、インスト史上初の快挙となり、ギネスにも登録された(以下省略)。


私が1955年生まれだから1歳しか違わないし。
それも私の方が上じゃん、<(`^´)>エッヘン。
それなのにエライ違いだ。
ピアノを6歳からやっている・・・ほれ見なさい、子供にピアノを習わせなくちゃとぼやいてみても、うちの親は知らん顔(笑)。
こうやってボヤキながら道を歩くと痛い人になりますので皆さんも注意してね(笑)。


2月はブログ更新・サックスの練習が滞ってまして不本意でした。
ブログ仲間へのコメントも減ってしまってゴメンチャイ。 m(__)m

社会人となると仕事や野暮用に忙殺されてヘトヘトになるときがあります。
それでも練習時間を確保するか否かが上達の分かれ目なのですが・・。
どんなに忙しくても30分は少なくとも練習しているブログ仲間もいらっしゃいますので、私の場合はいい訳に過ぎないですね(汗)。

さて大好きないい訳も済んだことですし、次の話題に行きましょう(笑)。
私の今の課題曲「アヴェ・マリア」はピアノ伴奏のアルペジオが素晴らしい。
もうあれだけ聴いていてもいいくらいなものです。
それは当然で元々バッハが作曲したピアノ旋律に、グノーが後からメロディーを乗せたらしいですから。
ということでピアノ譜を含めた総合譜を探していまして、最近ようやく入手しました。
写真にあるのがそうでして、須川さんのアレンジシリーズです。
13曲出版されていてこの「アヴェ・マリア」が最新だとわかりました。
偶然とはいえグッド・タイミングでした、須川さんグッド・ジョブ(笑)。

譜面を見てみますと、総合譜(実音)はハ長調です。
となるとB♭ソプラノ用譜面は#が2個ついてニ長調になるわけですね。
今まで練習してきたのより1音高いじゃん。
私のソプラノの仕様上最高音であるHigh-F#がこの譜面の最高音になってます。
ヤ、ヤバイじゃんよ~。
この音はまだ線が細くてキレイに吹ける自信が全くありません(キッパリ)。
ハ長調なら最高音がHigh-Eなので、なんとか挑戦する気になってたのですが・・・。
よし、こうなったら私の都合で移調してしまおう(笑)。
愛用の「スコア・メーカーFX」で総合譜を♭が2個の変ロ長調に移調してプリントアウト。
私は調整記号のないハ長調・・・ピアノの先生なら♭が2個ついても問題ないでしょう、めでたしめでたし(笑)。

そうしてからサックスパートをしげしげと見てみると、そこかしこに須川さんのアレンジの跡が見受けられます。
う~ん、須川さんには失礼ですが、ちょっと私のイメージと違うなぁ(殴)。
私のイメージはカレン・カーペンターの歌声が原風景です。
これを壊さないでいただけますか(笑)。
ということで一部を私好みに変更してしまいました。
よしよし、これでピアノ伴奏譜とサックスのパート譜ができあがりました。

冒頭の話題に戻りまして、社会人とサックスのつきあいの極意は、いかに飽きずにめげずに続けられるかにあります。
ジャズだろうがクラシックだろうが歌謡曲だろうがジャンルを問わず、続けられた者だけが上達するのです。
どんなに忙しくても練習時間が取れなくても、レッスンだけは欠かさずに行こう・・・これが今の私の信条であります。
私生活の荒波の中で常に進路を保ち目的地を示す羅針盤がレッスンであると言い換えてもいいでしょう。
そのうち波もしずまり練習時間もブログ更新もはかどるときが来るはず。
そのときのキンケードは順風満帆で上達するはず・・・ククク、とらぬ狸の皮算用にニンマリするバカな私。
ではまたお会いしましょう、チャオ。
またまた些末な事に関するブログです。
つまらないと思う方も多いのでは・・・・だが書いてみる(笑)。

ラクールがレッスン課題の頃は、譜面通り指を動かすための練習がメインでした。
現在は音色・音程の見直しがメインになっております。
例えば・・・音程・音色が安定しにくい中間シ→ドを吹いてみる。
続いてその中間シ→ドのドを替え指の方で吹いてみる。
ゆっくり聴き比べてみるとどうですか?
中指1本のドと人差し指+サイドキーのドに音色と音程の差が出ませんか?

①後者の方が音が明るく、音程も安定している。
②対して前者のドは籠もりがちで音程を探っている僅かな時間がある。
私は①②を感じるような状態です。
そこで中指のドと替え指のドの音を同じような音色・音程になるよに延々と吹き続ける・・・・なんて練習をやっております。
次のレッスンでちょっと先生に確認しないといけませんが、こんな練習しちゃまずいのかどうかを(笑)。
少なくともこんなことラクールの頃は全く問題にしなかったな~。

それから高音ド~高音ファ(半音階)、クレッシェンドでビブラートの練習をします。
この音域になると綺麗にビブラートがかからないことがあります。
なんでだろう・・・。
前回のレッスンで先生から指摘されたこと・・・「もう少し深く咥えてみてください」
そう、今の私はマッピを咥える深さを見直してもおります。
先生の指摘通り、少し深めに咥え直すと音量も増えて厚くなりビブラートが安定して出せるようになります。
ですがちょっとした弾みに「ピキー」となる危険性が増えてくるのです。
このスイート・スポットがソプラノの場合非常に狭い・・・一回り小さなラケットで卓球をしているようなイメージでしょうか(笑)。
もうベストなポジションと危険なポジションが隣り合わせ。
アルト・テナーに比べて小さなマウスピースになっているソプラノサックス。
当然スイートスポットも狭かろう。

この「ピキー」イヤさに浅めなポジションを取りがちな私。
浅くてもそこそこの音程はキープ出来てきた。
ですがビブラート練習をして気づくそのポジションの浅さ。
悩めるオヤジのアンブシュアの見直しであります。
先生の指摘通り私の咥え方は先生より浅い。
少し深めにすると音色が向上する・・・だが「ピキー」音が出やすくまだ安定しない。
試しにちょっと堅めなリードに交換してみると、「ピキー」音が減る傾向に気がつきます。
う~ん、リードの堅さチョイスは咥える深さとも大きく関連しているなこりゃ。
深めに咥えるときはリードの堅さも上げた方がよさそうだ。
そうこうしているうちに私の口輪筋がへばってくる。
気分転換に高音練習から低音練習に移ると・・・・低音領域を柔らかく吹くには浅い咥え方の方が向いているジャマイカ!
浅くてもビブラートはかかるし、音色にバリバリ音が消える。
う~ん、高音部と低音部で咥えるベスト・ポジションが少し違う気がするけど、どうなんだろう。
袋小路に迷い込んだようでキンケード危うし。
G線上をふらふらと綱渡りするキンケ・・・ブログタイトルどおりだな。
次のレッスンで先生のアドバイスに期待しよう・・・・「仏にすがるローマ法王」てところか(違うか)。
こうやって中年オヤジの悩める練習は続くのでありました(笑)。
このところ、私のレッスンでのテーマはソプラノサックスにふさわしい音色さがしになっています。
課題曲「アヴェ・マリア」に合ったピュアな音色とは・・・。
私はソプラノサックスしか吹いたことがないので、アルト・テナーとは体験的な比較ができません。
しかし先生の話を聞いて判断すると、次のようなことが言えるのではないかと思います。

①ソプラノは高音部が難しいと言われるが、どうしてどうして中音・低音部もむずかしい。
②オクターブキーを押さない左手の音(ド#、ド、シ、ラ、ソ)は音色がいかようにも変化する魔の領域。
③低音部・右手の音(ファ、ミ、レ、ド、シ、シ♭)は②の左手の音と音色の統一感をつけづらい音域。

高音部の難しさは後述するとして、今私が気になっている音は中低音部①②③です。
★1 まず中間ドの音を綺麗な音色と音程に固めること。
★2 そしてその音色を下の右手キーの音にまで延長して、音色の統一感を持たせること。

ソプラノの特徴の一つは★2にあります。
オクターブキーを押さない左手の音と右手の音、これが別物なのです。
左手の音は下手すると「ミャー」と広がり潰れたいわゆる「チャルメラ音」になりやすい。
そして右手の音はバリバリ・ブリブリした破裂音になりやすい。
両者の音色に統一感を持たせる努力がアルトやテナーに比べて大きいようなのです。
先生の話では、この音色の統一感がソプラノの難しさのひとつだということです。
程度の差こそあれ、この問題はアルト・テナーでも存在するらしいですが、ソプラノほど顕著ではないとおっしゃってましたからね。

★1は音色の選択幅が広い魔の領域で、目指すドの音色を確立する。
前回のブログで書いたようにそのドの音色をイメージしたまま、スケールで下に下っていく練習。
そうすると右手の音がバリバリ音から柔らかい音に変わっていきます。
この意識がないと再びバリバリ音に戻るのが今の私の危うさです・・・まさしく累卵の危うさ状態。
ここをしっかりキープできるようになれば、音色のレベルアップにつながるといつになく真剣なんです、これでも(笑)。
中間ドから降りてくるスケールというのが肝心でして、下の低音ドから登っていくスケールではダメなのです。
これでは逆にバリバリ音を引きずって中間ドの音色を悪い方に変えてしまうからです。
ただ一つお断りしておきたいのですが、この現象はソプラノだけかもしれませんので、アルト・テナーの方は参考程度にとどめておいてください。
そう思うと単にスケールといっても奥の深いもので、やり方ひとつで良悪の道を分かつ分岐路になってしまうところが恐ろしいではありませんか。
「目標・意識をもった短時間の練習は、無計画・闇雲でやる長時間の練習に勝る」
本日の日めくり格言ができあがりました。
トイレの柱にでもぶら下げておきますか(笑)。
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ソプラノ・サックス 2005年2月~
ヤナギサワ S-902 (村雨丸)
好きなアーティスト  ケニー・G 
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