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キンケードはG線上でソプラノ・サックスを吹く。 大丈夫か?     (★注意・・・記事内容を誹謗中傷する者は立入禁止!)
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アメリカの女子短距離走者アリソン・フェリックスをご存じでしょうか。
通常、女子とはいえども上位の短距離走者は筋骨隆々ゴッツイタイプが速いと相場が決まっていました。
ところが彼女は違うんですね。
すらりと伸びた手足とその走りはカモシカのようです。
う~ん、カッコイイ(笑)。

理屈じゃなくカッコイイ、これだと直感するのはサックスでもそうです。
教室のパイパーさんもその一人。
大学時代から還暦を過ぎた今日までクラリネット、フルート、サックスと嗜んできた楽器も数多いと聞きました。
サックス6本、フルート2本、クラリネット2本を持ってると聞いて驚きました(パイパーさんの名前の由来です)。
これまでジャズの先生お二人に指導を受けてきたそうです。
ところが縁あって先生の体験レッスンを受けたのが今年の5月の連休初日でした。
そこで聴いた先生のサックスの音色に「これだ!」と直感したのだそうです。
スゴイのはその日から連続3日間レッスンをつけてもらったこと。
いかにその出会いが劇的であったのかが知れようというものです(笑)。
連続3日間レッスンを受けた方は少ないのではないでしょうか。

これまでのジャズのレッスンは基本的に「自由に吹いてよし」だったそうですが、何か物足りないものを感じていたそうです。
自由に自由にと言われるとかえって不自由さを感じることもあるようです。
パイパーさんは数多くのステージ経験をお持ちなのに、なんとラクールを始めたのです。
う~ん、素晴らしい。
いくつになっても新しいことにチャレンジする姿勢こそ、若さだと思います。
私もがんばらなくっちゃ(汗)。
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今日は国立音楽大学のサックス定期公演に行ってきました。
去年のコンサートからもう1年経つんですね。
先生の教え子が2名出演します。
2年生のミーちゃんと4年生のカンタ君(のだめカンタービレに出演したので)です。

音大生の演奏は本当に素晴らしい。
至高のサックスの音色とはこうなんだと思い知らされるよい機会です。
個々の技術もさることながらアンサンブルでの調和は芸術品と讃えるべきでしょう。
特に音が消え入るようにして終わる瞬間に訪れる静寂・・・・私はあの一瞬に肌が粟立つのです。
強と弱、動と静・・・・これは私のようなド下手では到底真似できません。

今年の演目は去年とはガラっと変わっていて、大変楽しかったです。
これだけ趣向・演出を代えられるのもこの音楽大学の実力ですね、素晴らしい。
先ほどから素晴らしいを連発しておりますが、少々興奮気味であります。

ミーちゃんも2年生になってどんな風に成長したのでしょうか。
サックス4重奏に出ると言ってましたが・・・・おや?
おおおお、あの臙脂のドレスを身に纏った女性がミーちゃんかよ、髪もタイトに結い上げてカッコイイ(笑)。
う~ん、いつもの黒いスーツで出てくるものとばかり思っていたので意表を突かれました。
今年はテナーを担当してました。
去年より堂々としていてサックスを楽しんでいるのが伝わってきました、さすがです。

カンタ君は今回バリトン担当です。
私は彼の演奏も大好きなので注目していました。
今年の演目はピアソラメドレー。
途中カンタ君のバリトンソロで私はゾクゾクしてまいりました。
なんと情緒豊かでセクシーな演奏なんでしょうか。
曲が私でも知っている「リベル・タンゴ」になると盛り上がりは最高潮。
今日のベスト1だと思います。

では2番目に気に入った演奏は何かと申しますと、学生全員によるアンコール曲だったのです。
曲名はペールギュントの「朝」。
この曲はいいですね。
いつかこういう曲も吹けるようになりたいものです。

ミーちゃん、カンタ君、お疲れ様。
感動いたしました。

新品から丸三年、大きな変化もなくなってきたので油断して6ヶ月も調整してなかったのです。
二日前にクロッシュで調整したばかりのソプラノサックス。
驚くほど吹きやすくなりました。
特に左テーブルキーで押さえる低音ド#→シの運指。
左小指を滑らせる所、以前は中々キレイに音が出ず小指が捻挫するほど力を入れていたのに今はどうでしょう。
調整後のサックスはもう大変身。
スパスパ鳴ります。
やはり調整はできる限り3ヶ月ごとにやりましょうね。

レッスンはスケールから。
今日の注意点は3つ。
①楽譜を見て吹く。
②スケール途中から吹いてみる。
③高音部は強く息を吹き込んで速度を落として吹いてみる。

①はどういう意味かと申しますと、私はある調のスケールを楽譜を見ずに吹いていたのです。
上から下まで指に覚えさせれば楽譜なんか見なくてもいいもんね・・・・と考えていた私。
それではいけないことが②でわかりました。
楽譜先頭の音からセットで覚えたスケールでは、途中から始まるスケールでボロが出ます。
なぜか途中からだとリズムが違って指がつっかえ出すのですよ、なんでじゃ(汗)。
う~む。
楽譜を見て音を出すスケール練習をしないと、初見の楽譜を吹くのが苦手になるようです。
③はHigh-E ~の音を出すときの注意です。
高音が出ないことを恐れて、息の吹き込み方が弱かったのです(特にタンギングで)。
苦手なところではスピードを緩めてもいいから息をしっかり吹き込んで音を出すこと・・・・ゆめゆめ忘れるんじゃないぞ、キンケード!!

次のレッスンは恒例のラクール。
運指の苦手な16分音符4連発の所を指の動きにまかせてチャカチャカと吹いていると注意を受けました。
先ほどのスケールでの注意点と重なりますが、苦手な所ほどゆっくり一音一音息を吹き込むこと。
う~ん、確かにできてませんね。
私は練習での上達ポイントを、それまで運指がもたついていたところがスムーズに動くようになることに置いていました。
ですがそれは優先順位では下位だったのです。
16分音符に惑わされず、一音一音ゆっくり確実に吹き込む練習こそが本道であり上達への近道だと言われました。
目から鱗のキンケード。
そういえば以前にも言われたことがあったような・・・。
お前はすでに認知症か、キンケード(汗)。

今日のレッスンのポイント。
「苦手な早いフレーズこそ、インテンポでゆっくり確実に吹く練習を」


事前に予約しておけばクロッシュで全機種の試奏ができます。
今回ソプラノサックス群の中から3本をチョイスして吹くことができました(通常一人1機種ですが関係者が3人いたので)。
ピンクゴールド(PGP)はビニールカバーを被せられたままです。
ゴールドとはいえ金メッキより酸化しやすいからでしょうか。
表面が酸化すると白っぽい銅色から小豆色に変色してくるようです。
私が選んだのは次の3種類。



上から
①S-9930
②S-992
③S-992PGP

試奏だけなら私一人でもいいのですが、自分で吹いた音よりも他の誰かが吹いた音を聞き比べてみたい。
それが先生なら文句なし・・・・ということで、先生と一緒に吹き比べました。
2nd ソプラノはデタッチャブルにしようと決めましたので、以上3品がターゲットになっております。
形状やメカは全く同一。
材質とメッキのみが異なる3品はどう違うのか。
自分に合う機種とはどれなのか。
私ばかりでなく皆さんも気になるのではないでしょうか。
真鍮よりブロンズが好きといういう理由からS-991は除外。
金メッキはソプラノに合わないという勝手な持論から金メッキも除外しております。

結論から申し上げますと、私の好感触序列は・・・
③→②→① の順でした。
③と②の差はごく僅かでしたが、②と①の差は大きいです。
それはどういうことか・・・。
①の材質は90%以上銀が含まれた通称シルバーソニックと言われるものです。
これはサックス吹きにとってあこがれの機種。
しかし私のような下手くそが実際に吹いてみると、無視できない硬さを感じます。
管が響かないのです。
これは以前試奏したS-9030でも感じたことなので、個体差を抜きにしても銀の特徴なのでしょう。
使い込んで馴染んでくればそれこそ最高の材質なんでしょうが、老い先短い身の上、管が馴染む前に鬼籍には入る可能性が高い。 (^◇^;)
先生が吹く音を聴き比べてみても、ブロンズの方がよく鳴って張りを感じます。
また①の方が音が当たるポイントが明らかに狭いので、熟練を要することがわかりました。
私の場合、①だとHigh-F#,G の2音がキレイに出ません。
もちろん先生はキレイに吹いてましたけれども、使うのは私なので敷居の高さを感じてしまったのです。

②と③の差はピンクゴールドメッキ(PGP)か否かだけです。
PGPは音がしっとりしていて最高です。
金に糸目をつけなければ③で決定でしょう。

糸目をつける私としては②か②+銀メッキ(受注生産)になるのではないでしょうか。
あるいは音大関係者から先生のコネで③の中古を購入する手もあります。

う~ん、欲しい(笑)。


クロッシュでサックスの調整をお願いしてきました。
これまでは3ヶ月ごとに来てたのですが、今回は6ヶ月も間が空いてしまいました。
それには理由があります。
いつもは自分一人で来ていたのですが、今回は先生とご一緒させていただこうと狙っていたからです。
スケジュール調整の結果、ここまで伸びてしまったということです。

予約時間ピッタリにクロッシュに到着すると、先客はプロっぽい男性が一人マウスピースの調整を頼んでいるところでした。
この人めちゃくちゃ上手いんですけど・・・。
しばらくすると自動車でやってきた先生達と合流。
先生と一緒に男の生徒さんが一人。
以前中華料理屋さんでサックスを吹いたことがありましたが、そのときの経営者の方です。
クロッシュは初めてで一度来てみたかったそうです。
いい機会ですので、ハンドルネームは若社長にしましょう(笑)。
冒頭の写真はクロッシュ担当者の説明を聞いている先生と若社長の図です。

6ヶ月ぶりの調整でしたが、私の村雨丸(S-902)に大きな変化はなかったようです。
最高音F#キーのガタ取りとトーンホールの滴跡除去。
あとはバランス調整と各部塞がりをチェックしていただいた程度でした。
さっそく試奏室で試奏してみると・・・。

 試奏室になぜか貼ってあるマリリン・モンロー

おおお、低音ド以下の音がキレイに鳴って吹きやすい・・・・毎度のことですがその変化に驚かされます。
ブログ仲間のanneさんもこのマリリン・モンローの小部屋で吹いているはずです。
今後はクロッシュ調整後の試奏は「ちょっとマリリンしてくる」で通じるかも(笑)。

私がマリリンしている間に先ほどのプロっぽい方と先生が世間話をしていました。
どうやらサックス同業者というか知り合いらしい・・・・蛇の道は蛇といいますかクロッシュでは高い確率で知り合いに出くわすそうです。

さて本日のクロッシュは他でもない、ソプラノサックスの試奏がメインイベントです。
3本試奏してきましたよ。



上からS-9930 S-992 S-992PGP
その報告は次回のブログで行います。
お楽しみに~。 
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ソプラノ・サックス 2005年2月~
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